2007年04月19日(木)
  「喜びが満ちる」

思春期の子供さんを持つAさん。

進路を決めないといけないのに、一言も
話してくれない。
気持ちを知りたくて、穏やかに問いかけ
るが、何の返答もない。
何を考えているのか、親は心配で、時期
的に将来の事を、きちんと決めて行かな
いといけない。
親の方がどんどん焦って来る。つい問い
つめてしまう。親もこれではいけないと
優しく、どう思っているのかだけでも話
しかける。が、応答がない。

Aさんも悶々状態になり、主の御前に祈り
続けた。子供と心が通い合えるように、子供
が祝福され、将来の事が導かれるように、何
より、よく見守ってやれるようにと。

祈り続けていたある日、二人で出かける機会
があり、和やかな雰囲気の中で、子供が口を
開いて、素直に進路の事を話してくれた。

子供なりに、色々ちゃんと考えている事を知
れた。方向もおおむね定めていて、具体的に
進み出していた。気持ちを率直に話してくれて
心が通い合えたのが、本当に嬉しかった。

そして、何よりも嬉しかったのが、神様が祈
りに答えて下さった事だった。まさに祈りの
答えだった。神様のみわざだった。

親としての態度も反省させられ、主から教え
られた。生活のただ中に、生きて働いて下さる
神様、その事が知れて喜びで一杯になったと。

「求めなさい。そうすれば受けるのです。
それはあなたがたの喜びが満ち満ちたものに
なるためです」ヨハネ16:24

窮地の祈りが答えられる時、本当に感謝で一杯
になる。愛されていることを知る。