2007年07月22日(日)
  「親族の救い」

先日、知人のご高齢のご親族が亡くなられた。
まさに天寿を全うされた、というお歳だった。

亡くなられる前に、イエス様を信じられ、一緒
にお祈りできたと聞いて、心から感謝した。
今は天で、平安と幸いの中におられることが
感謝だ。

感謝な報告を聞けて、祖母の事を思い出した。
祖母は99歳で亡くなった。
ずっと、田舎で農業をしていたので、元気で、最後
まで、いわゆる認知症の症状は全く無く、意識も
しっかりしていた。亡くなる前まで、針をもって
手芸のような事もしていた。

私は若い時に救われ、ずっと田舎の祖母と文通を
していたが、その中で罪のこと、十字架の身代わ
りの死、罪の赦し、天国のことなどずっと書き続
けた。
日常の中での、神様のみわざや証しなども、ずっ
と書いて送った。

数年後のある時、祖母からの手紙に、イエス様が
自分の罪の、身代わりに十字架で死んで下さって、
こんなに有難い事はない、自分も信じている、と
書いてあり、もうびっくりして、大喜びし、感謝
で溢れた。

十字架の身代わりの死を、ちゃんと理解していた
事に驚き、神様の働きに感謝でならなかった。

結婚してこちらに来てからは、もう会えないので、
やはり手紙で、神様のして下さったこと、感謝な
ことを、事あるたびに書いて送っていた。

やがて、老衰で段々弱って来たとの連絡を受け、
最後、意識がもうろうとなって来ていると聞き、
もう最後かもしれないと会いに行った。

まず実家に寄ると、親が、祖母はもう意識がなくて、
行っても、もうわからないからと、一昨日も、もう
わからなかったと。
とにかく、そこから田舎の祖母のもとへ向かった。
道中、祖母の最期を、もう一度救いの確認を与えて
導いて下さるように、祈りに祈りながら。

行くと、目が開いていて、何と意識がちゃんとあって、
言う事もはっきり理解できて、これは神様!だと、
神様をもろに感じた。

夫が、もう一度福音をきちんと話し、イエス様の十字架
の意味を話した。祖母は大きくうなずき、信じていると。
祖母の救いがはっきりわかり、再確認できて、一緒にお祈
りした。
すると、はっきりした声で「有難う!有難う!!」と言っ
てくれた。
私達にも、祖母の救いをはっきり確信できる恵みを、主が
与えて下さった。

意識がはっきりしてて、話せて、私達の事もわかったと
言うと親族が皆、非常に驚いた。

数日後、天に召されたが、心は本当に平安で、祖母が主と
共に天で安らぎと幸福の中にいる事が確信できた。

今も、あの時、話せたのは、祖母の意識が戻ったのは、神様
のみわざ、主の奇跡と心から感謝で一杯だ。
親族の救いは、ことさらに嬉しい。