2010年01月17日(日) 「SEE YOU LATER 」
一昨年、末期癌が突如発覚し、それを通してイエス様を信じ られたAさん。昨年、天に帰られた。 呼吸困難になられ、苦しまれ、酸素タンクを持ちながらも、 最後まで、御言葉を少しでも学びたいと、望まれたAさん。 その苦しみから解き放たれ、今頃、天で安らいで喜んでおら れる事を思うと、本当に慰められる。 そのAさんが神様に向かれた原因が、夫のアメリカ人Bさん だった。 「もう優しい、優しい、ものすごい信仰の持ち主です」とAさん はいつも言っておられた。 「死後、夫と同じ所へ行きたい!」それが、Aさんが神様を 求められた強い動機だった。 罪を持ったままでは、それが出来ないことを、常々聞いて おられた。 余命3ヶ月との宣告を受けた時に、全くわからないが、 「夫のBさんの神様!」と祈り始められた。 最大の恐怖が、もう次の朝、目が覚めないのでは、という事 だった。毎日毎日、寝る時に「翌朝目が覚めますように」と祈 られ、朝起きると「目が覚めました。有難うございました」と 祈ったと。 以前も夫が、聖書の事、神様の事をよく話してくれてたの ですが、まあ頑固で自我の強い強い私は、全然耳を傾けま せんでした、と。 ただ、夫への義理と人情というか、まあ夫のために、時に 教会へ行っていた次第です、と。 こんな頑固で頑なな自分が、死を前にすると、ほんとに変えら れました。砕かれました、と言われた。人間は、普段高慢で いるけれど、ほんとに無力なものだと、神様に心が向きました と。 これが無いと、私にみたいに頑固な者は絶対に、救われなか ったですよ。感謝で一杯ですと、微笑まれた。 罪を悔い改め、はっきりとイエス様を心に受け入れた日 から、ほんとにもう使用前、使用後のように、その日を 境に、何もかもが変わってしまったと、驚いておられた。 その前日まで、もう食欲が全く無くて、食べる事に関心 など全然向かなくて、本当にまさに砂を噛んでいる ようだったと。全く美味しくなくて、でも食べないといけ ないので、仕方なく押し込んでいて、苦痛だったと。 それが、イエス様を信じたその日から、食事がまあ 美味しいんですよ!美味しくて、美味しくて、食欲 がどんどん出て、幾らでも食べられて。驚きました! そんな折り、病院にクリスマスカードを送って頂いて、 それがまあ嬉しくて、嬉しくて、カードを枕元に開けて、 クリスマス賛美を一人で歌ってたんです、と満面の 笑みで。 ほんとに御霊様が内に住んで下さったんだ。 余命3ヶ月と言われたのに、どんどん過ぎても、 生かせて頂いて、外泊許可まで下りて、最後は 家に帰られた。亡くなられる前まで、家で最愛の 夫Bさんと過ごせる恵みを、神様は下さった。 近所の知り合いにバッタリ!会った時に、状況を 話すと、死を前にして、私がもう明るくて、元気で笑って いるのに、その人がもう驚いて、呆然としていて、と 茶目っ気たっぷりに笑っておられた。 神様の下さる救いとは、何と大きなものなのだろう!!