2006年08月01日(火)
  「自分の命を延ばせるか」

ご高齢のAさんに試練が臨んだ。
職場で、ひどいいじめがあり、標的にされた。このままだと
心がおかしくなりそうで、辞めましたと。

辞められて良かったですよ。心壊れてまで、いる事ない
ですものね。
ご主人はずっと以前に亡くなっておられ、収入が無いと、
たちまち困られる。
仕事与えられるよう祈りましょう!はい、祈って下さい。

Aさんはすごい。全く思い煩われないのだ!くよくよ心配
されない。これは神様のみわざだといつも思う。
お身体のこと、先のこと、経済的なこと、どれ一つ取って
も不安で心配で、おかしくなっても不思議はないのに。

神様が良くして下さる。必ず与えて下さる。目を留めて
いて下さる。大丈夫と、心から神様を信頼しておられる。

周囲の姉妹方も一緒に祈ってくれる。どうしても必要な
ので切に祈る。3週間目に、仕事与えられました!と
掃除の仕事や付き添いの仕事が、与えられた。

「神様が与えて下さいました。まあ、収入が無いと、請求
書は来るが払えんから、どんどんたまって行くのでねえ。
まあ、神様に感謝で感謝でならないです。嬉しいです。」

神様の真実を一緒に見れて、御名を崇め喜んだ。

そして続けて、試練が。大家さんが、所有の土地を全部
売りに出される事になり、家を出るようにと。
四半世紀以上住みなれた住まい。広くて何とも安い。
場所も便利な所。
捜すが、なかなかふさわしい住まいが無い。

でも、思い煩われない。周囲の皆が、Aさんは全然心配
全くされていない、すごいですねえ!と。
心配していない振りだと、周囲もわかる。しかし、ほんとに
全く心配されていない。

「あなたがたのうちだれが、心配したからといって、自分の
いのちを少しでも延ばすことができますか」マタイ6:27
これが、Aさんの生涯聖句だ。

「そういうわけだから、心配するのはやめなさい」6:31

Aさんを見ていると、ほんとにこの瞬間から先のことは
いっさい神の御手の中のこと。
今、与えられているものに心から感謝して、今この
時を精一杯生きようと、いつもしっかり心に定めさせ
られる。
神様からの、生きた視覚教材だ。

家の件、また、神様のみわざをご報告できることと
楽しみ。しかし、Aさん自身が一番の神様のみわざ!

by多恵子