2002年02月12日(火)
  バイオリンコンサート

待ちに待ち、祈りに祈ったバイオリンコンサ
ート、いよいよ当日。
朝早い時間からリハーサルと打ち合わせ。

「沢山の人がいるんですが、一人一人のため
に弾くんですよ。すると、皆が耳を傾けて聞き
出すんです。ただ弾いていると届かない。一人
一人のために弾くと、届くんですよねえ。」
と、辻井先生。

「一人一人のために」、とても印象的な言葉だ
った。

司会者に、「終了時の挨拶にちょっと注文がある
のですが。一人一人に向かって、一人一人に
届くように、よく来て下さって、よく聞いて下さって、
有難うの、心からの感謝を伝えて欲しい」と。

心があったか〜くなる。何かが心の底で共鳴す
る。救霊の働きを思う。この働きをして、ずっと
思って来た、一人のために働こうと。
一人一人の婦人の学びのために、岩国へ通い
続けた時、神様は必ず結実を与えて下さった。

会堂が人々で埋まった。80数名の人々が集ま
った。何だか聴衆全体が一つとなっているよう
に感じた。人々が真剣に聴いている。じいっと
聴き入っている。
そして、最後の牧師によるショートメッセージ、
聖書の御言葉を、皆がしーんと聞き入ってい
る・・。

心が満ちて、そのままそこで浸っていたい、大
きな余韻を残して、コンサート無事終了。

出口へ向かう人々と挨拶を交わし、しばしの時
を経て、皆が去った会堂で。

辻井先生「いやあ、びっくりしました!!もう全員
がよく聴いていて、ものすごく聴いてましたよ。こ
んな事ないですよ。聴く方も、長い時間大変です
よねえ。ものすごく演奏しやすかったですよ。」

「まさしく、先生が一人一人に向かって演奏され
たからでしょう。」(笑)

「いやあ、そうですが、すごく祈られたんでしょう。
祈りですよ。これは、祈りの力ですねえ。」

「ええ、皆で祈りました。」
神様の臨在が集会に満ち、来られたすべての
方がイエス様に触れて下さるようにと。

祈りの答えを、目の当たりに見せられ、神様
素晴らしい祝福を有難う!!今も、心に余韻
が・・

by多恵子