2002年03月04日(月)
  幸せです

85才のS婦人。
独り身で、老人ホームにお住まい。ホーム内
での様々な様子を話して下さる。
派閥や、いじめがあり、噂話と悪口の世界。

少しの期間、限定付きなら、そこにおれるだ
ろうが、一生となると、うわあ〜と思ってし
まう。

その老人ホームの中で、Sさんはニコニコと
満面の笑顔で「幸せです。神様のお陰で心に
喜びがあります。嬉しいです。有難いです。
何も言う事ありません。」

聞く皆で、圧倒されてしまう。Sさん、幼子
のように、心底神様に頼りきっておられて、
真に神様が拠り所。神様だけがすべて。だか
ら、神様によって心が満たされておられる。
神様が避け所、だから環境は全く関係がない。

どこにいようと、どんな状況にあろうと、幸
せでおれる。喜びが満ちて、平安でいること
ができる。

私もSさんと同じだなあ。イエス様によって、
幸せで心満ちていて、何も言うことないなあ
と。嬉しいです、有難いです。

「主よ。今、私は何を待ち望みましょう。私
の望み、それはあなたです」(詩篇38:7)

神様を求めているT婦人。熟年にさしかかっ
た時、ふと自分の人生を考えた。ひたすら子
供のために生き、子供が生きがいの人生だっ
た。しかし、その子供も、もう巣立って行く。

子供が取られると、何も無い自分、何の目的
も、する事も無い自分を知って愕然とした。
自分の老後も、Sさんのようでありたい。

今から、神様に祈ろうと思います、自分が自
分である事、自分の生きる目的、残された人
生をどう生きるか、神様に導いてもらいたい
です、と。

「その永遠のいのちとは、彼らが唯一のまこ
との神であるあなたと、あなたの遣わされた
イエス・キリストを知ることです」ヨハネ
17:3
by多恵子