2013年08月15日(木)
  「一歩づつ」

「神様に従う」ことを学んでいた。

エリヤが、アハブ王に雨が降らないことを
告げるよう示され、従った後、
次の示しが来た。

ケリテ川へ行くようにと。カラスが食べ物
を運んで来るからと。

アハブに告げに行く時も、大変な勇気と信仰
が要ったに違いない。アハブの機嫌を損ねた
なら、即、討ち首になっても不思議はない。
実際、そのような人物だ。

しかし、エリヤは神の示しに従った。
そのエリヤを、神はケリテ川にかくまわれた。

普通は、カラスが食べ物など運ばない。
あれほどゴミを荒らす貪欲なカラス、自分が
食べてしまう。

それがちゃんと運んで来て、川の水を飲み、
神に従ったエリヤは飢饉のまっただ中に養
われた。日照りで、その水が涸れた時、

また次の示しがあり、ツァレファテへ導かれ
た。従うなら、次々と一歩づつ示しを与え、導
かれた。

救われた時の宣教師の先生を思い出した。

経済的に非常に厳しい中、神様だけに頼って
生活しておられた。

瀬戸内海の島で開拓宣教されて、その教会をその
地の日本人牧師に委ねて、私が住んでいた地に
来られた。

その島の教会の特伝に招かれ、行かれることに。
フェリーのチケットは、その教会から送られて
来た。
家中の小銭を集めて、そのフェリー乗り場まで
の電車賃にされた。後は全くお金が無かった。

そして、無事、祝福された特伝奉仕を果たされ、
謝礼は、はなから辞退されていたので、帰りの
費用は全く無かった。

祈りながら、フェリー乗り場まで牧師先生と
歩いていた。乗り場に近づくと、牧師先生が
小走りに、チケット売り場へ行き、切符を購入
して、渡して下さった。

感謝して受け取り、それでフェリーに乗船。
フェリーを降り、そこから家までの電車賃が
無かった。

そこから帰れず、「主よ、どうしましょうか」
と祈りながら、その辺を歩いていると、

バッタリ!友達の宣教師さんに出会った。
すると彼が「おお、良かった!私、あなたに
お金を借りていましたね。丁度返せます!」と。

そのお金で、家まで無事に帰れたと。

救われてまだ神様のことがよくわからなかった
私は、神様だけに、拠り頼んでおられる信仰に
もうただただ驚いた。

従うなら、一歩一歩と全責任を持って、導いて
下さる神様を見せられる。