2014年08月10日(日)
  「内を探り、御心へ」

神様は、私たちの心の底の動機を照らし出して
正しく導いて下さる。


Aさんが、子供のためと思い、目に余る行動を
正しく矯正しようと、注意し、叱っていた。

しかし、幾ら叱っても、全く何も変わらない。
子供はイライラし、反発してくるばかり。
自分も、いい加減腹が立って来る。

子供のことを心配して、思って、言っているのに
と、怒りがこみ上げる。

何も変わらないので、何かが違うのではと、
心静め、心の底を、祈りつつ考えた。

すると、自分が不安で、自分が心配だから、
自分の心をおさめるために、自分のために
小言を言っていたことがわかった。

実は、子供のためでなく、自分のため。
自分が安心したいがためだった。
だから、相手の心に響かないとわかった。


Bさん、懸命に、人を助けようとしているが、
自分が助けなければ、立ち行けないと思っ
てしまう。

手を引けば、相手は倒れてしまうと。
だからどうしても、支えなければならないと。
手を引くのが恐れと不安があって、できない。

しかし、それが相手の自立を妨げることを
神様から教えられた。
返って、相手を損なって行ってしまうことを。

手を引くことが、愛情であることを。

そして、自分が良い人に見られたい心の
内も示された。

周囲に良い人だと見られたいし、自分でも良い
人だと思いたい。
心の内を照らし、正しく導いて下さる神様に
感謝だ。


“主よ。あなたは私を探り、私を知っておられ
ます”詩編139:1

“私のうちに傷のついた道があるか、ないかを
見て、私をとこしえの道に導いてください”
詩編139:24