2015年07月09日(木)
  「続・御霊の働き」

御霊はそれぞれの必要をご存じで、ふさわしく、的確に
導かれることに、驚くばかりだ。

前述のAさんは、泣くことで、現実逃避して、
自己憐憫に逃げていたので、御霊は「泣くな!」
と語られた。
逃げずに、現実に向き合いなさいと。


Bさんも、導きを経験した。
小学生の子供がしょっ中泣いた。事あるたびに泣く。
学校から帰り、学校でちょっと嫌なことがあると、泣き、
宿題がうまく出来ないと泣き、
男の子のくせに、ビービービービー泣いて、こんな事で
いいのかと不安になり。イライラもしてくるし、ある時、

「もう、泣きなさんな!」と叱った。
それにまた泣き出す始末だった。

そして、腹痛や吐き気を訴えて来て、ほんとに
お腹が痛むようで、病院に行くと、どうも神経
からのようだった。

その時、ああ、この子は人一倍敏感で、繊細で、
感じやすくて、様々なストレスを、まだ小さいので、
泣くことによって、自分を落ち着かせて、和らげて
いるのだと、教えられた。

泣きたい時には、思う存分泣かせてやろうと。
それですっきりして、自分を落ち着かせて、整えて、
次の行動に移れるのだと。

自分の心も平安にされて、おおらかに受け止め
てやれるようにされましたと。

自分自身がイライラして、且つ不安と思い煩い
も来て、受け入れられなかったのだと。


日常の生活の中で、動機まで探り、教え導いて
下さる御霊に、その働きに感謝だ。