2016年09月01日(木)
  「思い出」

この日曜に、教会創立35周年記念礼拝&交わり会
をした。
母教会から独立してから、35年になる。

開拓伝道で、オープニング集会が42年前だった。
伝道開始時には、何も無く、電話も車もオルガン
も無かった。

今の携帯からは考えられないが、当時、電話は
非常に高価なものだった。
親切な隣の方が「呼び出し」にどうぞと、言って
下さった。

今の若い人たちは、「何それ?」(笑)
隣の人の電話番号を、こちらの知り合いに教えておいて、
電話が隣にかかり、隣の人が電話ですよと、うちに言い
に来てくれて、隣の家に行って、電話に出る(^^)

昔は、割と普通で、名簿にも(呼)○○ー○○○と
あった。懐かしい(笑)

チラシを作るにも、連絡先が必要で、電話が与え
られるよう、とにかく祈っていた。

すると、その呼び出しに、母教会の先生から、電話が
かかり、伝道所に電話はどうしても必要なので、
母教会でつけることに、皆で決めましたと。
感謝だった(^^)

足がなく、教会学校が別の地域でしていて、そこから
大人の集会所へ駆けつけるのが、非常に困った。
タクシーは、すぐつかまるとは限らず、徒歩と電車は
時間ギリギリだった。

車も、働きのために与えられるよう、祈っていると、
母教会の車関係の仕事をしていた方が、主のために
と中古の軽を献げて下さった。
その軽は、本当に有難く、足となり大いに用いられた。

オルガンも、中古の処分品が、安く販売されていて、
鳴り物も与えられた。

本当に、天から、一つ一つと備えられて行った。
オープニング集会には、夫が広島に来て友達になった
青年が来てくれて、母教会から応援の方と私たちの
4名から始まった。

公園の中の、建物の会議室を借りての集会だったので、
いつも、その公園で、個人伝道をしていた。
その中から、集う人々も出て来た。

こうやって、始められて行った。
ずっと主がともにおられ、御手により支えられ、守られ、
すべての必要を、いつも与えられ、今に至っている。