2017年02月09日(木)
「建前の祈り}
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「学びの中で、いつもいつも毎回毎回、神様に
ありのままの気持ちを告げて、祈るように教え
られているのに、全然出来ていなかったことが
わかった。
学びの度に、『そうだ、ふん、ふん。神様に正直な
気持ちを祈らないと』と聞いているが全くできて
いなかった。
出来ていない事すら、気づいていなかった。
ずっと良い子ちゃんの祈りだった。
長年の培われた価値観か、この世の価値観か、
神様の前で、良い子になっていた。
本心を全く告白せず、告げていない。
完全な建前の、きれい事の祈りだった。
本心を隠したまま、良い子を振る舞っていた。
神様の前で。
『○○のようにお願いします』
『○○をして下さい』式のお祈りだった。
神様との間に、ずっと距離があった。
自分の人生の中で、最も厳しい試練が与えらえて、
心は辛く、苦しく、重く、沈むばかりだった。
気力が失せて、何をする気も起こらない。
食事作りを、最後の気力を絞り上げて何とかやって
いたが、もう気持ちも身体もしんどくてたまらなかった。
人にも会いたくないし、外にも出られなかった。
何もできなかった。
気持ちは沈むばかりで、ネガティブになるばかりだった。
もう瀬戸際で、ギリギリで、自分には何もどうにもでき
なかった。
でも、どうしても委ねることができない。なぜか?
委ねるとダメになるように思えてしまう。自分の手を
放すと、すべてが崩壊するように思える。
なぜそう思うのか?
神様を信じる事ができないからだ。
もう何もどうにも出来ず、ついに神様に向かって叫んだ。
「神様を信じることができません。信じていません。
助けて下さい」と叫んだ。
その後、心が全く変えられた。あんなに苦しかった心
が軽くなって、平安になった。委ねられない者を助けて
下さって、委ねさせて下さった。神様のみわざだった。
新しい気力が生まれ、生き生きと日常を送る事が
出来るようになった。外にも出られ、家事もどんどん
出来るようにされた。
大変な環境は何も変わらないのに、心が一変した。
神様に追い込まれなければ、ずっと学んでいても
建前の祈りから出られなかった。
試練は痛くて苦しいが、神様に近づけたことが何より
感謝で、今は、この試練も必ず良くして下さると信じれる。
神様を信じることができるようにされた。」
“あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し
遂げて下さる”詩篇37:5
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