2003年07月28日(月)
  心が一番大切

ずっと何年も不妊治療を受けていたB子
ちゃん。

卵管が2つ共、詰まっていて妊娠は不可能。
体外受精も失敗していた。
何が何でも、欲しかった子供。子供さえ与
えられればと、その一心。
祈りに祈って、与えられたのは、不妊の癒
しでなく、心の癒しだった。

神様は子供を貰う手段、どの神様でもよい
ということになる。
自分の姿に気づかされた。自分のことしか
考えられない、恐るべき自己中心。

あのまま子供が与えられていたら、恐ろし
い事になっていたと。
不妊の辛さ、苦しさがわかるのに、子供が
出来た途端、劣等感が優越感に変わり、恐
ろしい高慢に陥っていたと思うと。

先週、何と、自然妊娠が判明!!2つの卵管
が詰まっているから、妊娠不可能なのに、
どう考えてもわからない。不思議でならない。
不可能は一つもない、神様の奇跡としか思え
ない。

心が癒された後で、与えられたことがもう
感謝で、感謝で、何より嬉しいと。
神様の大きな愛、神様の愛で包まれている
ことを感じた。

この事を通して、外側でなく、見えるところ
でなく、心が何よりも大切であること、見え
ないものが一番大切であることがよくわかった。

今まで、内側など、人に見えないからいいと、
心はグチャグチャなのに、気にも留めず、
外側ばかりを綺麗に繕って来た。
クリスチャンらしく振るまい、演技をして来た。

ところが、神様は外側は全く見ておられない。
神様が見ておられるのは、心。

「人が見るようには見ないからだ。人はうわ
べを見るが、主は心を見る」Tサムエル16:7

外側を繕うことに、全エネルギーを費やして、
生きる生き方、それはかの日に、すべて燃えて
無くなり、何一つ残らない。何の報いも無い。

正しく、的を射て、主に焦点当てて、みこころ
にかなった生き方ができますように。
by 多恵子