2023年12月04日(金)
  「仕事の中にも、主が働かれ」

Aさんは、高齢者施設で、看護師として働いて
いた。

病気になり、しばらく治療のため休職して、体調
が落ち着いたので復帰した。

その時に、施設長の配慮により、体力の必要な
看護や介護から、リクレーションの係に配置換え
があった。

リクレーションを企画し、皆が楽しい、良い時を
過ごせるように、セッティングし、運営する。

新しい仕事に、祈りながら、皆が心満たされ、
楽しい、良い時が過ごせるようにと心を注いだ。

毎回、お話や、自己紹介や、語り合いや、ゲーム
や、簡単なものを作ったり、工夫した。

祈りに答えられ、神様の祝福により、皆で、ほんと
に楽しい時が与えられた。笑顔と笑い声が
いっぱいだった。

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その中で、一人の男性だけ、リクレーションに
いっさい出て来なかった。

幾度か、声をかけ、誘うのだが、出て来ない。

こんなに和気あいあいとした、和やかな、楽しい
交流の場に、是非、出て欲しかった。
一緒に過ごして欲しかった。

どうすれば良いのか、主に祈った。
是非とも、全員で、喜びたい。
祈り続けていた。

その男性は、元大学教授で、プライドゆえの
ように感じられた。

祈りの中で、ふとアイデアが与えられた。
彼の専門分野の中から、コミュニケーションの
とり方を、高齢者にもわかりやすく教えてもらっ
たらどうかと。

男性に、皆に、レクチャーしてくれるようお願いした。
すると!快く、引き受けてくれた!

準備してくれ、高齢者にも、大変わかりやすく、それ
は素晴らしいものだった。すごく感動したと。

それ以後も、続けて、素晴らしいお話をしてくれて、
何よりも男性が、輪に加わり、打ち解け、一緒に
笑い、楽しむ姿に、神様の素晴らしさを見せられた。

祈りによって仕事をしていた、Aさんを思い出す。