2006年12月21日(木)
  「思いを見張る」

「十二弟子のひとりで、イスカオテと呼ばれる
ユダに、サタンがはいった」ルカ22:3

ユダにどのようにして、サタンは入ったのか。
ユダの思いの中、思索の中に入った。思いが
戦場だ。サタンは思いの中に入り、思いを支配
し、行為へと及ばせた。

Aさん「サタンが思いに来るのがすごくわかる。
でもね、それが、いつもなんですよ。一通り
ぐわ〜〜っと、思いの中で感情が激して、外に
は出さないんですけど、怒りやさばきや、憎悪
やら、もう一杯一杯になって、うわあ〜となっ
た後、わかるんです。え?うわっ、サタンじゃ。

渦中は、もう感情の大嵐で大波に飲まれてしま
ってる。ひとしきり波がおさまった時にわかる
んです。同じ事、繰り返してるのに、飲み込ま
れている最中はサタンがわからないですねえ。
最初から気づけたらいいですよねえ」

Bさん「私は思い煩いに来る。思い煩いがどん
どん高じて、絶対有り得んシナリオまで出来
上がってしまって、どつぼになって、ふっと
気づく。うわっサタンじゃ。

Cさん「自分の思い、肉の思い、この世の価値
観に来る。神様の思いと自分の思いは違う。神
様も“わたしの思いとあなたがたの思いは異な
る”と言われている。人間の思いの方が常識的
で、まともに見える。神様の思いの方が非常識
に見えて、そっちに行くとうまく行かないと思
えてしまう。これが肉の目なんだと思う。
サタンにそっちに引っ張られる」

ほんとに信仰の歩みだ。肉の方がまともに見え
てしまう。神様視点と御言葉にしっかりとどま
っておれるように。
思いに今も働いているサタンに気づけるように。
思いを見張っておれるように。

by多恵子