2007年06月20日(水)
  「すべてが益に」

Aさんから、大喜びの知らせが飛び込んだ。
お母様が「イエス様を信じたい人」の招きに
手を上げられたと。
Aさんが救われて、20数年祈りに祈って来た
心からの切なる願いが叶えられたのだ。皆で
歓声を上げ、大喜びした。

Aさんの実家は何とお寺。ご両親共に住職さん。
帰省すると、場所が無いから、お寺の本堂で
寝るんだよと言っていた。
ずっとAさんが証ししても、イエス様を伝えて
も全く聞く耳を持たれなかったお母様。
(そりゃそうだろうな、住職さんだもの)

でも、ここ数年前から、耳を傾けられるように
なった。「祈って!!」といつも遠方のAさん
からの祈りのリクエスト。
ずっと祈っていた。Aさんが「母が聖書を読んだ
けれどわからない、幾ら読んでもわからないから
自分にはだめだと言う」と。

「ええっー!聖書を読まれるなんて、すごい!!
驚異的な事だ。クリスチャンでもなかなか読め
ないのに」
「クリスチャンでも、わからんから大丈夫です
よねえ」とBさん(笑)

ちなみに「聖書読んでもわからん、わからん」と
いろんな人が首をかしげている。

お母様は教会にも行かれるようになり、Aさんの
実家の近くの教会の牧師先生が、時折訪問もして
下さって、御言葉をお話して下さっていた。

Aさんは離婚を通り、苦しみ悲しみ辛さの死の陰の
谷を通った。苦しみと悲しみの中も、ずっと主に従
い続け、主はこんなにも素晴らしい祝福を与えて下
さった。

主は離婚をも益として下さって、お母様は「色々な
事があった中で、子供達がこんなに立派に良い子に
育ってくれたのが嬉しい。イエス様のお陰です」と
言われた。

お母様は、Aさんの証しや生き様を見て、少しづつ
少しづつ心を動かされた事と思う。

どんな苦しい中も、辛さの中も、主に従い続ける
なら、どんな事をも、すべてを益として、祝福し
て下さることを、Aさんを通して見せられた。