2008年02月19日(火)
  「助け過ぎること」

重荷を負い合うこと、しかし、過度に助け無いことが
学びの中であった。

Aさん「過度に助けてはいけないという事、すごくため
になりわかりました。
自分の事を自分でしようとしない人から助けを求められ
て、それも最初はわからず、段々わかって来て、それを
助けると、余計相手を損なって行く事を経験しました。

必要以上の、過度の助けをしていると、相手も、段々し
てもらって当たり前になって来て、してくれないと冷た
く感じる。

こちらもかなりの犠牲を払ってるので、段々しんどくな
ってくる。
それで、その反応なら、何か双方の関係がギクシャクし
て来て、しんどくなって来て、何かが違うと思ってたん
です。

自分も心の中を探ってみると、純粋に相手のためという
より、自分が良い人に見られたいという不純な動機だと
気づく。
良い人に見られないから、ノーが言えない。
自分を自分が良い人に見たい。愛の無い人間だと思いた
くない。つまり、人にも思われたくないし、自分も自分
をそう思いたくない。

だから、犠牲を払って、助けているのに、結ぶ実がおか
しいんですよね。愛のわざをしているのに、双方でギク
シャクして行き、自分もしんどくなって、恨みと責める
心が出て来る。何してるかわからない。

皆が「それすごくわかる。すごくある。良い人に見られ
たい。ノーが言えない。嫌われたくない。動機が全然相
手への愛などでなく、自分のためですよねえ」

「子供に対して、過度の助けをしてしまう。本当に子供
を損なっているのがわかる。先に手を出して、転ばない
ように転ばないように、過保護そのものですよねえ。
ほんとに子供をダメにして行きますねえ」

「見ていられなくて、つい手を出してしまいますねえ。
自分が、子供が転ぶのを見たくないんですよねえ。
自分が痛いから」

友人が言っていた「貧しい国に行って、ものすごく日本
じゃとても考えられないくらい貧しくて、お金を上げる
のは簡単だけど、それで自分も愛を施したいい気持ちに
なるけれど、

でも、身を越えたお金を貰って、豪勢な生活をしばらく
して、お金が無くなった時、前の生活に戻るともっと
もっと辛くなる。
一瞬の大きな喜びだけで、前の生活に戻った時がしんど
いものになる。ほんとに何が良いのか、何が本当の助け
になるのか、相手の身になって考えるのって難しい」