2000年12月19日(火)
  心が触れる

昨日、一つの地区集会で、今年最後の集会を終えました。
感謝し合い、「1年間有難うございました。来年もよろしくお願いします。」に、しっかり年の瀬を感じながら。

その集いでは、今年、78才の婦人がイエス様を信じられた。
字の大きな聖書を購入され、見てくれと、皆に見せて下さる。「よく見えますね!」「ずっしり思いですね」持ってみてくれと、一人一人に回される。ニコニコとそれは嬉しげに、柔らかい素晴らしくいいお顔で。

私も教会で初めて聖書をプレゼントされた時、物でなく、心の宝物をもらったように嬉しかった・・
お顔を見てると、こちらまで心暖か〜くなる。

一人の婦人「集会からの帰途、いつも心暖かくされて帰れるんです。私、この集会好きです。最近自分に余裕が無く、子供をガミガミ叱りつけ、小言の多い毎日でした。子供に悪かったです。今日、帰ったら子供を精一杯愛してやります。」

心が暖かく、安らかさで一杯になる。「ふたりでも三人でも、わたしの名において集まる所には、わたしもその中にいるからです」と言われたイエス様が、真ん中におられるゆえに。イエス様に触れるのだ。

帰りの車の中、クリスマス聖歌をかけていた。歌詞が心にぐいぐい迫り来る。「神は愛です」「キリストは・・ご自分を無にして・・死にまで従い、実に十字架の死にまでも従われた」「私を愛し私のためにご自身をお捨てになった神の御子」・・車の中に、神様の暖かいご臨在を感じる。イエス様に心がビンビン触れる。「クリスマス、神は愛!!」心の中一杯に、車の中一杯に、目に入った日常の外界一杯に、響き渡る。

確かにそこにおられる主。生きておられる主。
確かに触れて、内なる心が満たされる。目に見える世界の、まっただ中にある、目に見えない素晴らしい世界。

「神の国は、あなたがたのただ中にあるのです」