2011年04月04日(月)
  「必要満たされて」

計画停電当初の頃、範囲内に住む、主に在る友から
恵みが届いた。

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お米が無くなりかけていて、買いに行くと
何と、残っていたのは、1キロ入りの袋1ヶだけ。
皆、早朝から並んで、あっという間に売り切れと。

何よりはましと、袋を手にした時に、
肩をトントンとされ、振り向くと、全く見知らぬ婦人。
「あなた、お米いるんでしょ。私、10キロ買ったんだけど
とても重くて持ち帰れないから半分お譲りします。
持って行って」!!

その婦人から聞いた情報では、お米は棚売りでなく、
特別なコーナーで販売し、早朝から並んで手に入れた
のだそうです。そんなことは全く知らずに・・。
本当に必要なものは主が与えてくださる!主に感謝です。

計画停電に振り回され、買い物に不自由さを
感じてしまうことがありますが、必要な物は必ず与えられ、
不要な物は与えられないと理解していれば
手に入らないことを嘆く必要がなくなります。

「だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。
そうすれば・・・」アーメン!です。

今こそ、本当に大切なもの、必要なものは何であるかを
知るときなのですね。
信仰者であっても物に振り回されてしまいます。
「神の国とその義とをまず第一に求めなさい」
主が私に語ってくださいました。

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阪神大震災の時のことを思い出す。
両親と妹家族が被災し、家は大丈夫だったが、
電気、水、ガスが止まり、小学校へ避難。

すぐ電話も止まり、連絡取れず。しばらくして公衆電話からは
繋がるとの情報で、何とか連絡がついた。

とにかく食糧が無いとのこと、店はすべて売り切れ、
市からの、冷たいおむすびを、1ヶ食べたきりと。
ガスコンロのカセットがあれば、以前からのインスタント
ラーメンや、レトルト食品があるのだがと。

宅配はストップ、こちらには物が溢れているのに、
送ることもできない。何の方法も無い。

絶対に何とかして下さる!無から有を生じさせることの
できる神様に祈る。
何の方法も無いからこそ、神様を信じることができた。
食糧を与えて下さいと、切に祈る。

すると、すぐ後に、大阪の叔父と叔母が大きなリュック
を背負い、両手に持てるだけの食糧を持ち、電車で
行ける所まで行き、あとは歩きて来てくれたと。
そのリュックの底に、何とコンロのカセットが入っていた!

給水車からの飲み水はあるが、トイレ用水がなく、家に
帰れない。「神様、水を与えて下さい!」と祈る。

すると、家の前の公園から、突然地下水が湧き出たと。
それをバケツに汲み、トイレ用水に用いる事ができ、
家に帰れたと。遠くからも人が来て、皆がバケツを持ち
列をなしたと。

1ヶ月経た頃、父が「風呂に入りたいなあ」。
お風呂を与えて下さいと、御父に切に祈る。なぜか
与えて下さると信じれた。

すると、震災には影響無かった、阪神感から少し北に
住む親族が、最近温泉が湧き、ヘルスランドが出来た
から休息して欲しいと。
寸断された道路を、車で、わき道〃で、何とか辿り着き、
迎えに来てくれた。お湯に入れ、しばらく親戚宅に滞在し、
毎日お風呂に入れた。

神様に感謝した。

その両親も、後に主を信じ、今は天で安らいでいる。