2015年04月12日(日) 「無駄は一つもない」
ヨセフの波瀾万丈、疾風怒濤の歩みを学んでいた。 エジプトに売られた時も、「主がヨセフとともにおられたので」 主人の絶大な信任と愛顧を受けた。 それが、えん罪で一転、囚人に。奴隷よりも悪い。 しかし「主はヨセフとともにおられ」模範囚となり、 囚人の管理を任された。 牢獄で、献酌官長の夢を解き明かし、献酌官は 晴れて釈放に。無実の自分の事を執り成してくれる と期待し待ったが、忘れられてしまった。 2年後、パロの夢を解き明かすことになるが、この 2年が非常なる試練の時だったろう。期待が無ければ いいが、今日か明日かと期待し、ダメで、その繰り返し は心が疲弊する。厳しい試練、忍耐の時だった。 しかし、ヨセフは、くさらず、投げやりにならず、いじけず、 主を見上げて、その場〃で、出来る事をして行った。 ヨセフは、父ヤコブに可愛がられて、ひいきにされて 育ち、人の痛みもわからなかった。 砕かれて砕かれて、練られて、訓練されて、器に整え られて行った。 ・・・・・・・ 日常に起こる出来事の中で、『これが最善か??』 『このどこが最善なんだ??』とその時はもう『??』 なんですが、 後になると、ほんとに最善なんですよね!! 痛いこと、しんどい事、苦しい事があるし、通る んですが、通って良かったと思えるんですよね。 ほんとに無駄なこと、一つもないんだなあと。 砕かれることが必要なんですよね。 砕かれないと、わからないですねえ。 今は、周囲からも、下の人からも偉そうに言われても、 全然腹が立たないんです。 昔の自分なら、カチーン!と来て、怒り心頭です。 あっちにカチン、こっちにカチン!もうどこでも頭 ぶつけて(笑)腹立てて。 神様、変えて下さいました。まあ、平安になりました(^^) 以前は、何か人に言われる度に、ムカッ!と来て いて、プライドにいつもひっかかったんでしょうねえ。 砕かれるって、感謝です。砕かれると、そこが無く なりますよね。カチンと来なくなるし、ムカッと来な くなる。ほんと砕かれてなんぼですねえ」 「あ、わかる!同じです。職場でも、何10才も 年下の人に言われても、怒られても、全然どうもない。 教えてもらいたい、教えて欲しい、教えてもらって 感謝なんよ。 自分の失敗も受け入れることができて、神様ごめん なさいばかりで、でも、へこまずに、この事も益と して下さる、先があると思えるんよ。 神様が良くして下さると思える。だからへこたれず にやれる。 かなりの失敗するんだけど、翌朝には、さあ行こう!! と思える(笑)神様ですよねえ 人も気にならなくて。以前は違った。人が気に なって気になって。」 「砕かれないと、御言葉もわからないですねえ。 自分で聖書を読もうとしても。わからない。 へりくだって、神様に教えていただかないと わからない。へりくだりですねえ。結局、 神様の世界は、これしかないんですねえ。 ほんとに、自我がもう強いから」 「自我、もうものすごく強い。どこまでという ぐらい。 でも、ほんと砕かれると、そこの部分は 無くなること経験します(^^)」