2017年05月11日(木)
  「窮地の祈り」

窮地の祈り

「窮した者の祈りを顧み、彼らの祈りをないがしろに
されなかったからです」詩篇102:17

Aさん
「子供が小学生の時だったんですが、子供を
叱って、親子大喧嘩になってしまって、

子供が切れて、『もう、こんな家、出てやる!!』と
家を飛び出したんです。

その時は、こちらもカッカして、腹を立てて、怒り
心頭で。
すぐ、帰って来るだろうくらいに思っていたが、
かなり時間がたつが帰って来なくて。

段々不安になって来て、いつもの友達の家に
電話するが、どこにもいなくて。

どんどん不安になって、夕刻になり、陽も傾いて
来るし、事故や、何かあったらどうしようと、どおっと
不安に襲われ。

とにかく車で、近辺を探し回るが、全く見当たらず、
日は暮れてくるし、心臓がバクバクして来て、
もう不安と恐れで、車を止めて、必死に神様に
すがりついて、祈ったんです。

『神様ごめんなさい。自分も大人げなく、至らなか
ったです。もし子供に何かあったら、取り返しの
つかない事になったら、もう生きて行けません。

助けて下さい。この身に代えてでも子供を
助けて下さい』
もう、恐くて、不安で、必死になって、叫び祈って
たら、何かそれが心がすう〜っと平安になって。
神様が聞いて下さったと思えた。
不思議な感覚でした。

祈り終えて、顔を上げて、ふっと前を見た時に、
車を止めていた、信号の向こう側に、子供が
いたんです!
どれだけ探しても見つからなかったのに。
もう、びっくり感謝で、神様だ!!と思いました。

かなり遠くまで、歩き回ってたそうで、子供も
しゅんとしていて、悪かったと思っていたようで。

一件落着で、ほんとに神様に感謝でした」