2020年08月03日(月)
  「主の口から出ることばで」


「本当に、御言葉の力を、身を持って経験させられます。

御言葉にあるように、試練の時、苦しい、辛い、痛い時にこそ、
御言葉が膚身に沁みる思いです。

御言葉によって、生きることを実感させられます。
ほんとに御言葉は力で、いのちです。

絶体絶命の時、窮地に陥った時、行き詰まった時に、特に
感じます。」


イスラエルの民が、出エジプトを果たした後、すぐにエジプトの
追っ手が来た。精鋭部隊であり、どんどん迫って来る。

ところが前方は紅海だった。前は海、後ろはエジプト軍、
進む事も、引き返す事も出来ない。まさに絶対絶命だ。

民は恐怖で主に叫び、モーセもずっと祈っていただろう。
その時に、主の言葉が臨んだ「前進せよ」と。

“なぜあなたはわたしに向かって叫ぶのか。イスラエル人に
前進するように言え”出エ14:15

主の言葉の通りに、モーセが杖を上げ、手を海の上に
差し伸ばすと、海が分かれて、道が出来た。


ある人は、イエス・キリストを信じ救われた。
その後、信仰生活を送る中で、主の御心であるバプテスマを
受けたいと思った。

主に従って行きたいと。しかし、自分はどうしてもふさわしくない
との思いが募る。罪ばかり犯すし、失敗ばかりの歩みだ。

バプテスマを受けても、ちゃんと信仰生活をやって行けるのか。
自分を見ると、資格が無いと思う。とても勇気が無い。

とにかくそれらの思いをことごとく、主に持って行って祈った。

すると、神様を信頼しているのでなく、自分の力に頼っている
こと。信仰生活を自分の力で行なおうとしているから、
思い煩うことを示された。

そして、この箇所から「前進せよ」との御言葉が与えられた。
御言葉が来た時に、不安も、恐れも、思い煩いも消えた。
そして決心が与えられた。


不安な状況で、恐れと思い煩いでいっぱいな時に、
御言葉が臨むと、不安が平安に変えられ、恐れも思い煩い
も消える。