2022年12月04日(日)
  「彼らの行いは彼らについて行く」

Bさんは、すでに天に帰られて、主のみもとに
おられ、安らいでおられる事に感謝だ。

★祈りの人だった。

10数才年上で、高齢になられた頃、
朝の4時5時に目が覚めて、祈るんですよと。

主との静かな恵みの時間がとても感謝だと。
三原とカンボジア宣教の祈りを教えて欲しいと。
よく連絡を下さった。

いつも祈ってますよと。三原とカンボジア、
そして私たちの教会のために、ずっと執り成しの
祈りをして下さっていた。

宣教地での様々な祝福を自分の事のように大変
喜んで下さっていた。


★救霊の人だった。

洋裁の賜物があり、まるでプロのようにお上手で、
家庭を解放して、洋裁教室を開き、洋裁を教え、
その後で、聖書の学び会をされていた。

特にアメリカ在住の日本人女性が多く集まって
来られ、そこは楽しい交流の場とされ、救われ
る人々が起こされて行った。

異国の地で、昼間はご主人方は仕事で不在、
寂しさがあり、日本人との交わりを求めると。

そんな方々がみ言葉に触れ、救われて行った。
救霊の重荷を持ち、よく労されていた。


★とてもきさくな方だった。

ある時、笑いながら失敗談を。

当時、仕事をしていて、非常に忙しい日々が
続いていた。
教会では、順番のように、家庭を解放し合って、
学び会や交わり会を持っていた。

婦人で、クリスマスイブ会を持ち、集まろうと
計画がなされた。
役割分担する中で、「家は今回はどこにする?」
となり、うちはどうかと聞かれた時、

とっさに「その日は仕事!」と答えてしまった。
それで、別の人の家になったが、

手帳の予定表も見ずに、本音は忙しい中、家
の掃除や整えが大変で面倒だった。
「神様ごめんなさい」と悔い改めた。


そんな事があって・・

続けて忙しい日々が続いていた。

クリスマスイブの日も、大変な忙しさで残業
をし、仕事をこなしていた。

「あ〜あ、クリスマスイブなのに残業なんて
冴えないなあ、みんな今頃楽しんでいるだ
ろうなあ、いいなあ〜と思った時に、

「あ!!」と気づかされた。

「その日は仕事!」とにべもなく断ったが、
神様は、その言葉が嘘にならないように、
この日を残業にして下さったのだ、と。

その瞬間、主に触れて、御霊の喜びが来た。
主がここにおられ、一緒に仕事をして下さっ
ていることがわかり、その場が喜びで
いっぱいになった。

何だか冴えなくて、無味乾燥だったその場が
突然、主の臨在が満ちた。

すべてを支配し、益として下さる主を
知った経験だったと。


「『今から後、主にあって死ぬ死者は幸いである。』御霊も言われる。『しかり。彼らはその労苦から解き放されて休むことができる。』

彼らの行ないは彼らについて行くからである。」
黙示録14:13