2004年04月14日(水) 心に刻まれた信仰の足跡
遠方のC兄の突然の訃報を受け取る。 お身体も弱ってはおられたが、まだお元気だった。 夫と葬儀式に駆けつける。 「92才でした。身体も弱かったのに、神様に充 分生かして頂きました。天国でイエス様に会って 喜んでいると思います」と、ご家族。 50代でご夫妻で救われて、ご夫婦で聖書を読み、 祈り、祝福された信仰生活を送って来られた。 30年ほど前、この教会の開拓オープニング集会 の時、応援に来て下さり、数日間滞在して、チラ シ配布も手伝って下さった。 その存在がとても暖かく、霊的にとても励まされ、 オープニング時、一緒にいて下さって、大きな祝 福だった。 語られる言葉が信仰的で、前向きで、純粋な信仰 が伝わって来る。 そのオープニング集会は、C兄と、夫が広島に来 て友達になった大学生のA君、私達と4人で持った。 そのまま家に直行、4人で楽しく和やかに食事も共 にした・・今は良き思い出。 そして、オープニングから開拓の働きのために、ず っと祈りで支えて下さった。 数年後、再び訪れて下さって、ご親族が天に召され、 葬儀式の写真を見せて、証しをして下さった。 癌の余りの激痛に、神様にもう召して下さいと祈っ てたと、そして、祈り会の最中に、電話があったよ うで、講壇の牧師のもとに、メモが届けられた。 そして、牧師が、D姉が召されました。C兄すぐに 行って下さいと集会の中で伝えた。祈っていた祈り の答えだったので、アーメン!と、すぐに席を立った。 すると、奏楽者が突然、「♪みくににすまいを ♪ そなえたまえる」と演奏し出して、天国の賛美で皆 に見送られながら、集会を後にしたと。 その時には、感謝な事に、開拓から救われた数名の 青年達が起こされており、C兄の証しに、皆が大い に恵まれて、天国への希望に喜びが溢れた。 当時、救われたばかりの、若者達が「いやあ、C兄 の証しを聞いて、信じている天国が絶対にあるんだ と、天国の確信が与えられました!」と。 大きな祝福を残して、帰られた。 それから、20数年後、もう一度、新会堂完成時に 遠方から来て下さった。新会堂も見届けて頂いた。 開拓の初めに一緒にいて下さったC兄、そのお人柄 と信仰は大きな励ましと祝福だった。 今もずっと心に残り、決して忘れない。信仰の足跡 を残して下さった。 走るべき行程を走り抜かれて、今頃、主と共に安ら いでおられることだろう。 C兄を広島に送って下さった神様に、心から感謝。 by 多恵子