2004年09月09日(木)
  「罪を示される神様」

職場でチーフのAさん。
責任を任されている。仕事にミスが相次ぐ。
ミスが多い。それでなくても、忙しい最中、非常
に困る。

しかし、顔では「いいよ、いいよ、大丈夫だから」
と慰める。が、心の内では、何で、また〜ミスばか
りと、うんざりし、忙しさゆえイライラしてしまう。

心の内では責めている。しかし、その後すぐに、何
と自分が、するはずのないミスを、しっかり、しで
かしてしまった。

その時、自分は心の内で、ああ、このところ家が来
客で慌ただしく、忙しかったからだ、疲れてるんだ、
と言っている。

そして、次の瞬間、何と罪深い自分と、聖霊様の気
づきを与えられた。
人が失敗すると責めるのに、自分が失敗すると、そ
の失敗を認めない。忙しかったから、疲れているか
らと、自分を正当化し、言い訳している。

ほんとにそうだ、自分の罪は認めたくないものだと、
語り合った。

ダビデはバテシバと姦淫を犯し、それを隠蔽するた
めに、その夫のウリヤ殺害と、罪の上に、更に罪を
重ねた。

ダビデは、告白せずにいた時、その罪の重みに、悶
々と苦しんだ。

ナタンがダビデのもとに送られ、正面からダビデの
罪を指摘した時、ダビデはそれを率直に認めた。
罪を真っ直ぐに認めたダビデは、何ともえらい。

Bちゃんが、対人関係のトラブルに巻き込まれ、悩
んでいた。当然、自分は被害者だとばかり思っていた。
災難が降って湧いたと。

しかし、自分の心の内をよく探ると、罪が示された。
相手の罪に対して、断固とした自分の側の態度を取ら
ず、あいまいに、うやむやにしていた事を。それは同
意、同調になってしまう事を。
相手は関係無い。自分の罪だとわかった。神様はどこ
までも聖いお方と教えられた。

by 多恵子