2004年11月01日(月)
  夜中の綱引き

教会堂の前に植えられている、もみの木そっくりの
(しかし、もみの木ではないらしい)木。

新会堂建設時に植えられて5年の間に、どんどん伸
びて大きくなった。

この台風で、斜めに倒れ、曲がって、道路にそり出
している。道路に向けてなので、車や人の通過中に、
もしもの事があってはいけない。

どうしようと思っていると、ちょうどそこに、以前造
園業の仕事をしていたAさんが。主の備え!

綱でこちらから引っ張って、向こうからスコップで土
を切るように押さえればよい。「何人ぐらいで?」
「いやあ、2,3人もいれば」

夜だったので、明日にでもと言っていたが、もし何か
あれば心配なので、その日の内にしてしまう事にした。

ちょうど青年の集会があり、その集会後に。
綱を木にくくりつけ、引っ張る。丁度、綱引きの格好。
その辺にいた青年男子3,4人で引っ張る。びくとも
しない。こりゃ、だめじゃあ〜。

他の男の子達を呼んで来る。それでも、びくともしない。
「女の子も来てくれるう〜」と呼んで来る。「若い子、
お願〜い!」「おばさんでもいいですか?」と婦人方(笑)

皆が力一杯引っ張るが、この木、何とも手強い。
ふう〜、もうちょっとだー!結局、皆呼んで来ようと。
賛美を練習中の子達も、呼んで来る。

結局皆繰り出して、そこにいた25名ほどが会堂の前で、
ずらっ〜と、夜中に綱引き。
何と!!何と!!全員で引っ張ると、おおー!倒れていた
木が少しづつ立って行く。

造園業心得Aさん指導のもとに、せいのー!何度か、綱
引きを繰り返し、とうとう真っ直ぐになり、元に戻った!!
やったーー!!!皆で拍手。

ちょうど集会の写真を撮っていたBさん、その様子を、
写真に撮り続ける。必死で、力出し切り、運動会の綱引き
さながら引っ張る横で、「写真を撮りよるう〜」(大笑)

夜遅くに、皆で一つになって、妙な一体感があって、
何とも面白い光景だった。主の助け!!感謝!!

by 多恵子