2005年10月03日(月)
  「何もしない」

今週のメッセージで、「恵み」ということの例
えで、生まれたばかりの馨が出て来た。

産後、しばらく我が家に来るので、娘が結婚前
使っていた部屋は倉庫と化し、大掃除から始ま
り大変。
何やらかんやら、赤ん坊用品を買いに走り、す
べてを整える。
何もかも整えて、馨はやって来て、ほとんどの
時間安らかに眠っている。何の問題もなく、悩
みもなく、安らかそのものの顔でひたすら眠っ
ている。馨は何一つしていない。すべてが備え
られ整えられ、そのまっただ中に平安で安心し
ている。

何もしないで、一方的に受ける。すべてが自分
のために備えられている。これが恵みだと。

神が私達にして下さっていることも同じだ。
自分の罪のために、何一つどうも出来ず、滅び
に向かうしかないから、十字架でイエス様を殺
して下さった。

罪も重荷も思い煩い、将来の不安、すべてをイ
エス様の上に置き、今日も喜んで、感謝して平
安に生きるように、恵みを与えて下さっている。

肉が恵みをぶち壊して行く。自分の力、自分の
努力、自分の思い、自分の計画・・
律法の下にいるなら、恵みから落ちている。

今日も主を信頼して、ただ信頼して、恵みの
中にどっぷり浸かっていたい。

1才半のあかり、生まれたばかりの馨、何も
しないのに、存在だけで周囲を幸せにする。
ホッと心和ませ、暖かくし、喜びを与えてくれ
る。
何もしないのに、これだけの幸せを周囲に与え
るってすごいなあ。恵みの世界まっただ中だ。

by 多恵子