2006年11月13日(月)
  「打ち傷」

Aさんと久し振りに会い、いろんな事を思いきり
喋り合う。
「今、いじめの自殺が続いてますよねえ。親にし
たらもういたたまれなくて、たまりませんよねえ。
大事に大事に育てて来た子供が。
死ぬほど辛いなら、学校なんて行かなくていいで
すよねえ。」
「うん、いい、いい。学校なんて行かなくていい」

「死なれるぐらいなら、ずっと家にいてくれた方
がいいですよね。学校より子供の命の方が大事で
す。大事な大事な子供を。勉強なんて、どうにで
もなりますよね。人生は長い。選択肢幾らでもあ
る」

「でも、いじめは、どう言ったっていじめる方が
悪いですよね。いじめる方が止めたら、いじめは
無くなるわけで」「うん、いじめる方が悪い」

「うちの子が小さい頃、同じような年頃ばかりで、
ややこしくて、難しかったです。子供って残酷な
んですよね。仲間はずれにしたり、誰か一人をハネ
にしたり、うちの子も泣いて帰ったり、遊んで貰え
なかったり、又、こちらも多数側に加わってたり、
小さい子供の世界なのに、いじめみたいなのはあり
ました。

その環境を出た時は、もうほっとしました。でも、
それ通して、子供も、もまれて、鍛えられて、成長
になったと今は思えます。」

「いじめる方も何かストレスがあって、それを弱い
所へ向ける。自分のストレスを陰湿に発散させる。
母親の子供虐待もそうだし、反撃して来ない弱い所
へ向ける。

イエス様の時もそうだった。祭司長やパリサイ人達
の嫉妬、兵士達も寄ってたかって、自分達の鬱積、
鬱屈を、主に向けて思いきり鞭打った。人間の罪の
性質で、いじめはサタン的だ。」

「陰湿、陰険、残虐な罪の性質から来てるから、十字
架にしか解決が無いですよね」

Bさんが「大人だっておんなじだよ。私、いじめに
会ったよ。PTAの役員会で。フルタイムの仕事の
中で、なる人いないから引き受けた。時間休み取っ
て、ミーティングに出席した。すると、噂話と悪口
延々で会合が始まらない。

もうびっくりして、私、発言した。忙しい中、時間休
みを取って来ている。すぐ職場に戻らないといけない。
定刻通りに始めて欲しい。それと、ここにいない人の
事をあれこれ言うのは、いかがなものか。本人は反論
ができないのだからフェアでない、と。

するとね、次の会合の時、全員にシカトされたよ。
完全無視。でも、こちらは相手が答えなくても、ちゃ
んと挨拶したよ。私は、全然平気。全く、どうもない」

Bさん強いー!!!!(笑)

イエス様って、十字架で何もかも全部受けて下さった
んだなあ。だから、イエス様の打ち傷によって、心の
傷が癒される。ここに癒しが、唯一の解決がある。

「しかし、彼は、私たちのそむきの罪のために刺し
通され、私たちのとがのために砕かれた。

彼への懲らしめが私たちに平安をもたらし、彼の打ち
傷によって、私たちはいやされた」イザヤ53:5


by多恵子