2007年03月09日(金)
  「一方祈りは」

Aさん「今週のメッセージで『一方祈りは』というのが
ズシンと心に入って、祈りの大切さと今までの祈りも覚
えさせられました。」

メッセージは「揺るがない平安」のタイトルで、使徒
12章のヤコブが殺され、ペテロも捕まり投獄され、教
会では皆が熱心に祈り続けていた箇所。

へロデに明日引き出される前夜、ペテロは鎖につながれ
て寝ており、明日は殺されるかも知れないのに、その平
安はどこから来るのか。
@祈りから A主の約束の確信から B最善をされるから

@の「祈りから」で、「教会は熱心に祈り続けていた」
が別訳では「一方祈りは」になっていて、「祈り」の力
強さが強調されている。祈りは力だ。

Aさん「職場で証しをしたいとの願いがずっとあるが、
なかなか出来ず、でも今までただただ祈って来た。
職場に来るご高齢の婦人がおられ、何とか自分がクリス
チャンであること、教会へ行っていること証したいと強
く思った。
それで、その婦人と二人になる機会を与えて下さいと祈
った。
すると、しばらくして、教会に来た時に、ばったり教会
の近くでその婦人に出会った。それで、この教会に来て
いる事、神様を信じている事を話す事ができた。
次に職場で会った時に、向こうから声をかけられ、彼女
の方が、教会の話題をおおっぴらに話され、こんなに
明らかに証しができたことに驚きと喜びで感謝に溢れた」

祈りは答えられる。
B婦人の友人の話だ。小さい時に養子をもらったが、
その娘が思春期に入った頃、母親に反抗、反抗で荒れた。
常にくってかかり、暴言も吐いて来た。
友人である母親は、それらをいっさい黙って受け止め、
ただただ祈っていた。娘に対応する前も、対応中も、娘
のために祈り続けていた。時々、心の中での祈りが、溢
れ出て唇が小さく動く事もあった。
荒れる娘を穏やかに受け止め、神に頼って、祈り続けた。

すると、突然ある日、娘が泣きながら「お母さんごめんな
さい」と謝って来た。
「お母さんが、ずうっと私のために祈ってくれていた事を
知っていた。お母さんの事好きなのに、心がイライライラ
イラして、心にとげがあって、自分ではしたくないのに、
反抗してしまう。突っ張ってしまう。そんな自分が、自分
でどうにもできなくて、どうしていいかわからなかった」
それ以後、大の仲良しの親子にされたと。

祈りの力を教えられる。