2007年07月17日(火)
  「弱み」

Aさん「今までの人生、勝ち負けだったんです。
人に負けたくない。弱みは絶対に見せたくない。
人に勝ちたい。人の上にいたい。人より強くあり
たい。

神様が無いから、人しかいないので、常に人を見て
生きているので、人が気になって気になって仕方が
ない。
人にどう見られるかが、それが価値観だから、人目
を意識して、きゅうきゅうとしている。人が見てい
る自分を生きていて、全然、本当の自分を生きてい
ないですよね」

「人が気になるのは、人との比較なので、必然的に
優越感と劣等感を行ったり来たりする。
優越感を持つのは、つまり劣等感がある証拠で、
劣等感があるから、優越感に浸りたい。

でも自分より優れた人など、幾らでもいるから、必
ず劣等感に陥る。人との比較だと、どちらかをグル
グル、グルグル、根は高慢。」

「ほんとに高慢ですよね。人を見下し、馬鹿にして、
自分は優ってると思ってる。何か恐ろしいですよね。
全然優ってなどいないのに。思い込みの世界」

Bさん「私も以前は、もう人が気になって、気にな
って仕方が無かったです。
でも、神様意識して、信仰生活送っている内に、年と
共に、人が気にならなくなって来たんです。神様が知
って下さってたらいいやと思えるんです。何だか解放
されました。

人との間で、色々な事もあるんですけどね、ああ、こ
れもあれも神様がご存じ、神様が知って下さってるか
らいい、と思えるんです。そして、心が平安なんですよ」

「人が見てる自分を意識して、生きていて、本当の自分
を生きていない。虚栄心や体面や見せかけで生きている。
そんな人生、ものすごくつまらない。自分の足で立って、
自分を生きて行きたいよね」

Cさん「人に絶対に弱みを見せたくない。強い自分で
ありたい。だから、いつも突っ張ってて、でも、人の
いない所で泣いたりする。人に弱みを見せたくない、
というのが一番自分の急所だと思う。

弱さをそのまま出して、泣きたい時は泣き、嬉しい時は
喜び、腹が立つ時は怒り、もっと素直に自分を出して、
生きて行く者にされたい」

弱みは感謝で、弱さの中に恵みが十分で、弱さの中に
神の力が現れる。

だいたい弱さを認めることができないので、絶対に認め
たくないので、認めないので、神様から砕かれて初めて
弱さを認める。そして、自由にされる。

「わたしの力は、弱さのうちに完全に現れるからである」
Uコリント12:9