2008年12月04日(木)
  「神の主権」

「え?」この夏に行った、タイのスワンナプーム空港が
テレビに映っている。
反政府デモ隊占拠で、空港が封鎖になっている。

カンボジアに滞在中のAさんが帰れない。
タイ経由チケットなのだ。
まず、プノンペンからバンコク行きがすべて欠航なのだ。

帰国日になっても、らちが明きそうになく、5日延長の
振り替えにして貰えた。
何とかなりますように・・祈る。

空港では24万人の外国人、1万人の日本人が足止め
とのこと。
しかし、タイにまで行って、空港で足止めに会うよりは
良かった。

延長期日になっても、見通しが立ちそうにない。
何とかなるだろうかと思っていたが、どうにもならず、
祈りに祈る。

そこに、首相府占拠のデモ隊に、ロケット弾が投げ
込まれ、死者や負傷者が出た。
反政府デモ隊の、人数不足で警戒不可能なため、
2空港に移動、合流集結とのニュース。

更に悪化の兆し。空港は反政府団体の許可が
無ければ近づけない状態と。

政府からの特別便が、軍用空港から運航開始の
ニュース。
少しづつ帰国が開始。しかし、タイへの便も無い。

カンボジアも混乱状態で、チケットの変更や入手
のためオフィスに何100人と押し寄せる。
一日中待っても、順番も来ない状態。

タイ経由チケットの航空会社は、自分達のミスで
ないから、返金にいっさい応じないと。
そう言われれば、そうだけど・・

じゃあ政府か?反政府団体か?
どうしもようもなく、新たに他社のチケットを購入
するしかないか・・

もう祈りに、祈る。何とかAさんが帰国できます
ように。神様頼みで、祈り続ける。

しかし・・このすべての状況、神様の御手の内で、
神様の主権の中のはず。
この混乱も、何かのご計画と益のはず・・との
思いがグルグル。

翌朝はオフィスが開く1時間半前から、Aさんは
並んだ!!
朝から祈りに祈る。1日祈り続けた。
何とかチケット与えて下さい!!

夕刻頃、チケットが取れた!!との連絡。ほっと安堵。
神様有難う!!!それも無料で。
Aさんは交渉して、他社のチケットに振り替えて
貰った!!すごい!!神様のみわざ!!

祈ってくれていた皆が「『すごい!!』
『求めよ!』ですよね!『求めるなら、与えられる!』」
「求めること、見せられ、教えられますね」

そしてその後、車の中でニュースを聞いていると、
「タイに大きな動きがありました!政権崩壊です!」と。
翌日には空港から撤退とのこと。

突如の政権崩壊。余りのタイミングにびっくり。

そして、政権崩壊自体は、どうのこうのでないが、
このタイミングを通して、すべての「主権」が神にあり、
神が「全主権」を握っておられる、と見せられた。
すべての事が、主の支配の中だ。

Aさんは無事帰国。良かった!感謝!!
すべての事、益とされ、神の栄光を拝した。
感謝。