2009年01月07日(水)
  「神は真実」

アメリカからAさんがお正月帰国の際、寄ってくれた。

思い出話に花が咲く。
8年前に、Aさんがアメリカに私達夫婦を招待してくれた。
銀婚式と、新会堂建設後の休息にと。

同じくアメリカで、女手一つで二人の子供を育てている
主に在るBさんと、落ち合えるよう計らってくれた。

ニューヨークで、待ち合わせた。
何年振りかで、AさんとBさんと私達と、皆で会える事に
嬉しさに、わくわくして、カフェで待った。

バスで南下して来たBさん、喜びと感激の再会!!
と思いきや、Bさんは私達の顔を見た途端、ワーワー
泣き出した。もう大泣き。

びっくりしてわけを聞くと、前日に、家主の都合で、今の
家を出るよう、家主に言い渡されたと。

一人で子供達抱えて、行く当てなど全く無く、途方に
暮れて、不安と恐れで、もう恐怖で、どうしていいか
わからないと。

異国の地で、女性一人で、懸命に働いて子供を育てて
いてすごいなあ。どんなにか不安だろうなあ。

思いきり泣きじゃくり、一息つき、皆で食事をする。
日本食店に行き、お寿司や天ぷらや、皆で日本食を
食べる。少し落ち着いて、何やかやと思いきり語り合う。

そして、マックへ行き、コーヒーを注文し、テーブルを
囲み、4人で聖書を開き、さながら集会になった(^^)

夫が聖書から御言葉を語り、真剣に熱心に耳を傾け
ていたBさんの顔が段々と柔らかくなり、笑顔が見えた。

神様は必ず良くして下さるから、神様を信じて行くと、
言い、来た時とは一転、変えられて平安と喜びもって
別れることができた。

あれから8年、主はまさに真実で、素晴らしく見事に導
いて下さった。

その後Bさんは、導きを祈ってると、同じ教会のCさん
夫妻が、子供達もすでに独立した広い家に一緒に
住むように、招いて下さって、それは教会のすぐ近く
だった。

今まで、教会まで高速で片道1時間かかるので、
近くに住めるように、祈っていた、その祈りも重ねて
答えられた。

Cさん夫妻が、Bさんの子供達を実の子供以上では
ないかと思うほど、愛してくれて、子供達はすくすくと
育った。上の子供はもう家を出て、神学校に入学。

あの涙に暮れた日を振り返る時、主はどんなに良く
して下さったか、どんなに思い煩いが不必要であったか、

Aさん「ねえ、神様すごいよねえ。あの時、Bさんたら、わあ
わあ泣いてねえ。全部何もかも、備えられていたよね」

Aさんも、あのマクドナルドでの、メッセージをしっかり
覚えていたからすごい。

神様は本当に真実だ。

Aさん「それで、あの年に、テロがあったんだよね!」
「そうそう、ニューヨークに行った時、あの貿易センタービル
の最上階に行ってみようと、言ってたんだよね」

Aさんの職場はワシントンDC。ホワイトハウスのすぐ
近く。ペンタゴンも近い。
Aさんの夫はペンタゴン勤務。飛行機が突っ込んだ
時は、仕事で外に出ていたと。

「すごかったよー。もうワシントンDCも大混乱。こんな
経験初めて。何が何だかわからない。どうなって
しまうんだろうと、ものすごい不安と恐怖だった。
職場は、とにかくもうすぐに帰れと、休業。

もう様々な情報が行き交った。地下鉄やどこそこ爆弾が
仕掛けられてるとか、議事堂が爆破されるとか、恐くて、どこに
どう動いていいのかが全くわからない。

帰る手段も無くて、同僚が車で帰るというから、とにかく
乗せてもらった。もう大渋滞で、車が全く動かない。
3時間動かず、メリーランドの彼女の家に何とか辿り
着けて、私はそこからタクシーで帰った」

「それでね、私は、これは再臨が起きたんだ!!と真剣
に思ったんよ。
えー!私、置いて行かれた!って。もうすごいパニックで。
それで夫の携帯に電話したら、「ハロー」って、夫が出たから
もうその時の安堵!!良かったー!!」(笑)

「それであの後、再臨が近いと、アメリカでは教会が
人で一杯になったんだよ」

横にいたDさん「いいなあ。再臨が普通に話せる
なんて。新聞にも、再臨の話題がよく載ったんでしょ。

私、この間、ノンクリスチャンと信仰の話になって、
話し出してしまって、つい再臨の事に及んだんですよぉ。
すると、何、この人、おかしな人、みたいに見られて(笑)」