2009年03月16日(月)
  「大きな恵み」

Aさんが、対人関係で色々ギクシャクして、
落ち込んでいた。鬱々、悶々状態だった。
相手を責める思いが出て来たり、又、
落胆もあり、心、暗澹であった。

そんな時、知り合いの牧師先生が、体調
不調で倒れられた。
脳から来ていて、身体が動かせず、言葉
も話せず、大変な状態であられた。
今後、リハビリをして行かれると。

そんな大変な状況に、ショックで、言葉も
無かった。
夫人が経緯や、状況を話して下さり、
Aさんは、子供が進路が決まったことを
報告した。

その時、夫人が、チューブで繋がれた
先生の耳元で「Aさんの子供さんのため
に祈って上げてね!!」と大きな声で
言われた。

こんな状態の中で、自分たちのために
祈って下さろうとしているご夫妻に、大変
な衝撃を受けた。それがご夫妻の普段
からの生き方なんだと。
涙が出そうだった。

こんな大変で深刻な状況の中で、夫人は
つぶやきも、不満も、嘆きも無かった。
状況を受け止めておられた。

自分の落ち込みや悶々が、恥ずかしく、
恵みに飲み込まれてしまった。

自分の状態もご存じで、神様がその日に
会わせて下さり、大きな恵みと祈りを
下さったことが、感謝でならなかった。

一緒に行った子供も、神様を感じたようで、
その事にも感謝が溢れた。


嘆きも、つぶやきも、不満もなく、神様から
のことと、事態を受け止めておられる夫人に
神様の栄光を見た。

牢獄で賛美し祈っていた、パウロとシラス
を思い出した。

神様の大きな恵みが、ご夫妻の上に
あるゆえと思われた。