2009年07月19日(日)
  「自分の力」

Aさん「『太宰治は聖書を読んでいたが、自殺
してしまった。神の愛がわからなかったゆえに。

神の愛がわからないから、自分の力で生きる。
あなたは自分の力で生きていないか』

のことばが、ズシーンと心に入った。
まさにそうじゃ。神様を押しのけて、自分の力で
生きてるから、ますます神の愛がわからない。」

「律法によって義と認められようとしている
あなたがたは、キリストから離れ、恵みから
落ちてしまったのです」ガラテヤ5:4

「義が律法によって得られるとしたら、それこそ
キリストの死は無意味です」2:21


Bさん「うん、絶対、自分は放蕩息子の兄の方
じゃわ。こっちの方が、しっくりくる。(笑)

この時も、朝から1日、働いとったんじゃろ。
仕事して帰って来て、どんちゃん騒ぎで、
ムカッと来るわ。

自分勝手に好き放題して、のこのこ帰って来て、
チャラなど、甘い、筋が通らん、つけ上がる。
うん、わかる、わかる。」

「ちょっとそこに座れ!家に入るにも、ひと言ある
じゃろ!説教、垂れる。使用人になら、まだしも納得
が行くかも。」

Cさん「でも、自分が罪を犯した時は、放蕩息子の方
が、もろにわかる。自分も放蕩息子で、ものすごく、
父の愛情が、ただただ有難い。
父の愛や慈しみ、あわれみが身にしみて、よくわかる。
でも、そうでない時は、兄息子になっとる。」

Dさん「自分は兄息子そのもので、とにかく周囲を
裁きまくる。神様の愛やあわれみなど、ぶっ飛んでる。
そんな時は、自分の力で、肉で生きてることが
よくわかる。」

Eさん「自分も兄息子。神様は要求する厳しい人
だと思ってる自分がいる。神様の愛がわかって
ないんだと、わかった。」


一タラントのしもべが、「ご主人さま。あなたは
蒔かない所から刈り取り、散らさない所から
集めるひどい方」と言った。

「私はこわくなり・・あなたの一タラントを地の
中に隠した」、神は厳しく恐い存在で、常に
要求する方、恐いから従う。

兄息子、自分はこれだけしているのに、不公平だ
との怒りと欲求不満。
放蕩して帰宅して、祝いの大宴会など、そんなばかな。
そんな事があるか。人間は努力して、頑張ってなんぼ。
自分が否定されるようで、怒り心頭。

言われたことをし、規則を守り、破らない事だけが
大事なことで、父との関係など頭に無かった。

「おまえはいつも私といっしょにいる。
私のものは、全部おまえのものだ」ルカ15:31

父の最大の愛がここにある。
御父の愛をかみしめたい。