2009年10月14日(水)
  「その奥にあるご計画」

パウロが紆余曲折の中、暴風から守られ、
無事にマルタ島に着く箇所を学んでいた。

パウロは、カイザルに上訴したので、
囚人として、船で護送された。

一路ローマに向かったが、もう季節的に
海が荒れる時期になり、この航海は危険と
主張したが、
パウロの意見は認められず、百人隊長は、
船長や航海士の言う事を信じ、もう少し先で
冬を越す案に賛成した。

パウロの思い通りではなかったが、結果的に
暴風で、生きる望みも失せたような危機的状況の中、
流されたて漂着したのは、きっちりローマの下方の
マルタ島であった。

神はいつもご計画をお持ちで、自分の思い通りに
ならなくとも、委ねていれば、神のご計画が成し遂げ
られて行く。

そして、外側的に、現象面では、カイザルへの上訴
のゆえに、ローマへ送られるのであるが、その奥の
御心は、神がパウロをローマに送られ、ローマで証し
させるためであった。

信仰人生、様々な見えるところ、現象があるが、その
背後に神のご計画と御心がある。
現象面だけ見ていると、神のみ思いやご計画を見失
ってしまう。

Aさんが、対人関係で、厳しい試練に会った。
事実無根の事を言いふらされる。事実ならまだいいが、
全く、はなから、言ってもいない事、してもいない事を
中傷され、それを人に言って歩かれた。

「何で、自分がこんな目に??」
痛くて、辛くて、苦しくて、悶々状態に陥った。
幾ら考えても、なぜかもわからない。

自分はクリスチャン、必死でそんな相手に礼儀正しく
振る舞った。
しかし、誹謗中傷はひどくなり、周囲の知り合いから
入って来る。
「あんな事、こんな事を言われてたよ。最もらしかった
から、あなたってそう言う人なんだと思った。ごめん」と。

ひどく落ち込み、余りに辛くて、ノイローゼ寸前になり、
神様に祈り、助けを求め、すべてを明け渡した。
この事態をお委ねした。

そして、祈り続けていると、相手は少し心の病にあられ、
入院され、治療された。時を経て、回復され、良き交わり
与えられ、解決した。

見えるところは、大嵐の大暴風に翻弄され、「何でこんな
事に?」わけがわからず、苦しいばかりで、涙の日々で
あったが、実は神様は深いご計画を持っておられた。

Aさんは、人が気になって、気になって仕方が無い弱さ
を持っていて、いつも人目を気にしてしまうと。
人と比較し、傷ついたり、落ち込んだり、高ぶったり、
その所が強くて、どうにもならず、クリスチャンになってから
ずっと祈り続けていた。

この涙の日々の、辛い試練を通った後、全く人が気に
ならなくなった。ものすごく解放された。喜びでならない。

「こんな事、自分には全く無かったから、神様のみわざです」 
祈りに答えられるために、ここを通らなければならなかった
んですね。

単に現象面だけでなく、起こっている事を通して、
何を教えて下さりたいのかが、重要だ。

現象だけを見て、右往左往し、現象面が一段落すると、
それで終わりなら、一生何も学べないままで終わって
しまう。