2011年06月01日(水)
  「彼らの行いはついて行く」

1ヶ月半ほど前に、ご高齢のAさんが天に帰られた。

Aさんを知る人々に連絡を送り、海外にも送った。

Bさんが「Aさん天に召されたのですね。穏やかな、
キリストの香りを放つ姉妹でしたよね。
私も、Aさんのように、老後を穏やかに過ごしたいと
思います」

70代になってから、イエス様を信じられたAさん。
なかなか御言葉がわからず、どうしてもわからない
中、学びにずっと来られていた。

Aさん「牧師先生が、私にわかりやすいように、紙に図
を描きながら、それはまあ、一生懸命に説明して下さる
のですが、全然わからないんですよ。

毎週〃、聖書の御言葉を聞くが、どうしても神様が
わからない。わかりたいのに、わからない。
私は、もう先がありません。そこで、祈りのお話を
聞いて、もう必死でお祈りしたんです。
『神様、わかりませんから、わからして下さい。
わからして下さい』

まあ、祈りに祈りましてね。必死でした。神様が
わからして下さいました!イエス様を信じることが
できました!

それから毎週〃、礼拝に出席されるようになった。
神様を素直に信じられて、素直な信仰を献げて
おられ、
Aさんからは、不平不満はいっさい無く、
「有難いです」「お陰です」「変えて貰いました」
「嬉しいです」この4つが順番に、出て来ていた。

独り身で、身寄りが全く無く、施設で暮らしておられた。
4人部屋で、プライバシーが無い中で、対人関係も
難しい中で、Aさんは平安でおられた。施設の模範で
あられた。

ある時、「もし神様が何でもして上げると言われたら
何が欲しいですか」「もう何でも下さるんですよ。環境が
変わることも、家族が与えられることでも。何でもいいん
ですよ」とお聞きすると、

「はい、今のままでいいです。今のままで、幸せです」
と平安そうな、穏やかな笑顔で言われた。
強烈インパクトであった。


以前、Aさんが教会の機関紙に証しを書いて下さった。

Dさん「私ねえ、Aさんの証しにもう恵まれて、恵まれて。
自分の不信仰さに、自我の強さに、いつもガックリ、落ち込む。
その度に、職場の机の中に、Aさんの証しを入れていて、
出しては読んでるよ。
ああそうだと恵まれて、我に返れて、神様見上げることが
できて、助けられるんよ(^^)/」

天で再びお会いできることが、本当に楽しみだ(^^)/


“また私は、天からこう言っている声を聞いた。
「書きしるせ。『今から後、主にあって死ぬ死者は
幸いである。』」御霊も言われる。

「しかり。彼らはその労苦から解き放されて休むこと
ができる。彼らの行ないは彼らについて行くからである。」
黙示14:13