2011年10月05日(水)
  「訪問」

宣教師さんと共に、ボランティアとして被災地を
訪ねたAさん。報告をお聞きした。

女性ながら、がれき処理でも何でもしたいと、祈って
下さいと、祈りによって、行動を起こされた。

津波の被害が一番大きかった場所へ。
テレビ報道で見るのと、実際に自分の目で見るのと
では全く違う。衝撃だった。


仮設住宅の方々を訪問した。
相手が泣かれていない時は、決して泣かないように
と釘をさされ、できるだろうかと不安に思いながらの
訪問だった。

しかし、被災現状が余りの悲惨さに、涙も出ないほど
の衝撃だったと。


被災した方々にとって、写真が大きくて、写真を整理
するお手伝いをし、肩をもんで差し上げた。
慰めになるようで、とても喜ばれた。


一人おご高齢の男性が、穏やかな口調で、色々な事を
話して下さって、その中でボロッと「かあちゃんが流され
て」と言われ、今、何を聞いたのだろうと、びっくり
して、余りの重さに、どうしてよいかわからず、祈る
ばかりと。


宣教師さんと、訪問先の人々との信頼関係ができて
いて、その中の若い男性が聖書の学びを始められて
いること

一組のご夫婦が礼拝に来られたこと、

被災して、泥まみれになった中を、教会の人々に
助けて貰ったと、後日わざわざ教会にお礼に見え
られたご夫婦があったことも聞いた。

Aさんは帰宅してから、毎日泣いていたと。


ニュースで見るのと、現地を見た、身近な人を通して
知り合いを通して、聞くのとは、また違う。
Aさんを通して、直に見せられているように感じた。


永遠の命に至る、十字架の救いを、一人でも多く受け
て下さるように、福音が続けて宣べ伝えられるよう、
祈り続けたい。