2012年10月02日(火)
  「主は守る方」

深夜0時過ぎて、Aさんからメールが入る。

近所で夜中に騒ぎがあり、悲鳴が聞こえ、傷害事件
のようで、救急車とパトカーが来て、加害者を警官たち
が追いかけ、えらい大騒動だったと。
眠れなくなってしまってと。

その後、警官が近所を回り、いつも警戒しているので、
大丈夫ですから、との声かけがあった。

翌日も、恐いけれど、神様の許しの中で起きているので、
警官ではなく、神様が警戒して下さっていると、前向きに
今日1日を生きて行きます!と。

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前の会堂が一軒家を借りて、1階を集会所に、2階を
牧師住居にしていた。

幹線道路に面していて、よく目立ち、誰でもきやすい
場所だった。
それで、変な人がよく来た。お金目当ての詐欺が
20数名。
教会専門に、全国を回っている詐欺師たちもいた。

見知らぬ人が、知らぬ間に勝手に上がり込んでいて、
後で気づくと、お金や物が無くなっていた事も何回か。
時に、鉢合わせになった事も。逃げるように出て
行った。

深夜2時3時に来て、泊めてくれと。泊めるスペース
自体が無いし、不審に感じ、すぐそばの交番に行く
ようにと断ると、逆ギレした異端の男性。

こんな変な人々に遭遇して来た中、夫が他教会への
用事で留守だった。

夜、玄関の鍵を締めようとすると、鍵が具合悪く、どう
してもかからない。どれだけやってもかからない。

これももう御心、鍵は諦めて、誰でも入れて、不安なので、
主に頼って祈りに祈った。

その時に、詩篇121が与えられた。

「私は山に向かって目を上げる。私の助けは、どこから
来るのだろうか。
私の助けは、天地を造られた主から来る」

「見よ。イスラエルを守る方は、まどろむこともなく、
眠ることもない。
主は、あなたを守る方。主は、あなたの右の手をおおう
陰」

「主は、すべてのわざわいから、あなたを守り、
あなたのいのちを守られる。
主は、あなたを、行くにも帰るにも、今よりとこしえ
までも守られる」


鍵はかからないが、主が御手をもって守って下さる。
主の御手に委ねて、心は平安そのものに、その夜は
守られた。
主との交わりに、霊の喜びが与えられ、すべてが
益とされた。