2013年05月07日(火)
  「主のみわざ」

カンボジアで、宣教師家族の引っ越しがあった。
300キロ離れた地への移転だ。
何もない大平原を通って行く。穴ぼこだらけだ。

引っ越し業者などは無く、トラックを借りて、
教会の男性方が手伝って下さった。

屋根の無いトラックだ。
南国では、スコールが普通にある。

現地で何度か経験したが、突然当たりが暗くなり
暗雲が立ち込め、風が吹いて来る。
何だか不気味な気配の中、風はどんどん強くなり
台風時の、暴風のようになる。
そして、滝のような雨、バケツをひっくり返した
ような豪雨だ。

ブルーシートをかぶせたとしても、あの豪雨では
荷物はぐじゃぐじゃで、大変な事になる。
天候も支配しておられる、神様頼みで、とにかく
300キロの間、スコールが無いように。
皆で、祈りに祈った。

ひたすら神様頼みで、祈っていると、祈りの中で、
「スコール無く守られ、無事着」のメールが届いた
光景が浮かんだ(*^_^*)

そして、それが現実に。
スコールから守られ、無事着いて、手伝って下さっ
た方々により、荷物もすべて無事運び入れられたと。

メール連絡が来た(^_^)v
皆が祈りに祈って下さった、祈りに答えられた。


この事で、昔の神様のみわざが思い出された。

30数年前、毎年、教会学校で夏休みに1泊2日
のテントキャンプを行なっていた。
40名ほどの子供達とスタッフ10数名で。
その年も、3食分の食材や、消耗品、日用品、
すべての必要物を買い整え、準備万端だった。

すると、何と突然の台風発生で、翌朝出発を控えた
前日は強雨だった。予報によると翌朝も雨。
夜になっても、強雨は止みそうにない。

夜に、一人の教会学校スタッフが、心配して教会
に来た。家でじっとしておれなくて、教会に祈り
に来ましたと。

そのAさんと一緒に、心を合わせて切なる祈りを
献げた。

神様はキャンプの日にちを知っておられる。
そして、台風が来る事も予め知っておられた。
多額の食材購入済みもご存じだ。

Aさんと一緒に御言葉を読んで、祈る中で、明日
は晴れにして下さる確信が来た。
今は豪雨だが、雨を止めて下さって、キャンプに
行ける!
予報は雨だが、晴れになり、キャンプができる!
Aさんと神様を信じて別れた。

そして、予報は雨の翌朝、見事に太陽が顔を出し、
雨は止み、晴天だった!!
素晴らしい神様のみわざを見せられた。

そして、尚も1泊2日のキャンプの間中、雨が止め
られ、キャンプが祝福の内に終了した。
テントをたたんで、片付け、皆が車に分乗し、帰ろ
うと出発した途端!!雨が降り出した。

生涯忘れることの出来ない、神様のみわざだった。