2003年08月26日(火)
  自分の力

いつも学びの中で、イエス様を信じ救わ
れると、二つの性質を持つ、二重人格者
だと学ぶ。

・・救われる前からの、古い罪の性質を
神様そのまま残しておられる。イエス様を
信じた時に、「その人は新しく造られた者
・・見よ、すべてが新しくなりました」
Uコリント5:17の新しい性質が生まれる。

新しい性質は、罪を悲しんだり、神様を愛
したい、みこころに従いたい、霊的な事に
関心が行き、喜ぶ、以前には全く無かった性質。
この二つの性質が戦うことによって、クリス
チャンとしての成長、成熟がある。

肉の性質の方は、どこまで行っても肉で、
自分の力でやろうとし、自分の力を誇り、
自分が評価され、認められたい。自分が認め
られる事が最大の喜び。

新しい性質は、自分を虚しくし、神に頼り、
神の力を喜ぶ。ここには、いっさいの頑張り
がない。神に頼り、神との信頼関係で生きて
いるから、自分の力での、あらゆる頑張りが
降ろされ、安らぎと、安堵感と、信頼の世界
だ。神の栄光を喜ぶ。

クリスチャンの内にこの二つの性質があり、
自分を捨てて、神のみこころを選び、神に従
って行くにつれ、新しい性質が大きく成長し
て行く。・・いつも学んでいることだ。

Cちゃんが頑張って、頑張って疲れ果てて
生きて来た。イエス様を信じて、頑張らなく
て良いと知り、真に福音だった。どんなに嬉
しかったか。天にも上る心地だった。

自力で頑張るのでなく、イエス様に委ねて、
イエス様を信頼して生きる安らぎ、喜びを
体験し味わった。救いであった。

自分の弱さも、そのまま出すことができた。
弱さを神の前にも、人の前にも認めて生き出
した時、心の自由と解放、喜びを経験した。

それが、ネットで交わっている時に、激しい
攻撃を受けてしまった。自分の力で歯を食い
しばって、懸命に頑張っている人々には、受
け入れられなかった。
辛く苦しい中、自分達は弱音を吐かないで、
頑張っている、それを弱さをひけらかし、売
り物にしていると厳しく非難された。人は自
分の力で生きるべきだと。

生まれつきの性質は、そうなんだ。
自分の内にある古い性質も、同じもの。どこ
までも、自分の力に頼ろうとする。それは
一生つきまとう。

しかし、新しい性質は、神を誇り、神を喜び、
神に頼る事を喜び、神の栄光を喜ぶ。ここに
救いがある。

自分の力で生きて行くと、必ず自分を誇り、
自分に栄光を帰する。

「ある者はいくさ車を誇り、ある者は馬を
誇る。しかし、私たちは私たちの神、主の
御名を誇ろう。」詩篇20:7

「私たちにではなく、主よ、私たちにでは
なく、あなたの恵みとまことのために、
栄光を、ただあなたの御名にのみ帰して
ください」詩篇115:1
by 多恵子