2022年06月01日(水)
  「窮した者の祈りを・・」

遠方のAさんより連絡が来た。

今から21年前、女手一つで、まだ小さな子ども二人を
育てていたAさん。
ある日、突如、家主の都合により、借家を出なければ
ならなくなった。
もう、次の住まいをどうすればよいかわからず、不安と
恐れで、大泣き。

それが丁度、私たち夫婦の旅行先で、AさんとAさんの
親友Bさんと、落ち合う事になっていた日。

会えて良かった!ずっと大泣きで、カフェで4人で聖書を
開き、夫が御言葉を語る。

御言葉により、Aさんは段々落ち着き、顔が変わって来た。
4人で心合わせて祈った後は、笑顔になっていた。

絶対に神様は良くして下さるし、次の住まいを与えて下さ
るから、祈ろうねと、笑顔で別れた。


そして祈り続けていると・・

Aさんの教会でも、皆が祈ってくれてと。
その中から、Cさん夫妻が手を挙げて下さった。

老夫婦の二人暮らしで、家にスペースも十分あり、一緒
に住まないかと。
互いに助け合えるのではと。

・・・・・・・・・・・・・・・

Aさんは、主の導きを確信し、親切を受け取り、夫人の
お手伝いをし、大きな祝福の中で、暮らしていた。

あれから21年、子どもたちも結婚し、巣立ち、夫人も
天に召され、老齢のCさんも、体調の加減で、ほとんど
ベッドで過ごすように。

少しづつ弱り、2,3年前から、早く天に帰りたいと。

先日、Cさんの願いが叶い、愛するイエス様のもとに
帰られたと。

沢山の溢れる愛情をもらった老ご夫婦とも、天に召され、
家は、Aさんが使うようにと、遺言を残して下さった。

21年前、家を出るように言われ、何のすべもなく
ただ、泣くしかなかった。

窮する者の祈りに、答えて下さる真実な神様は、
家を与え続けて下さっている。

・・・・・・・・・・・

Aさんの車が故障して、見積もり30万と言われ、
とても不可能な額だった。

車が無ければ、生活が出来ない状況で、この時も
涙が出て、何のすべもなく、主に祈り、泣いていた。

すると、突如、Aさんの車の会社が、その車種が
欠陥車と判明し、車の修理場に持って行くようにと。

持って行くと、すべて無料で修理してもらえた。

こんな事ってある??神様のみわざ。


「窮した者の祈りを顧み、彼らの祈りをないがしろに
されなかったからです。」詩篇102:17