2003年12月10日(水)
  「小さな小さなクリスマス」

二番目に心に残っているクリスマスは、開拓伝道を
始めたその年の、広島で初めてのクリスマス。

今から29年前の9月に、公会堂会議室で、集会を
始めた。
その一番最初の集会は、私達夫婦と、夫が広島へ来て
友達になった、一人の男子大学生と、母教会から来て
下さった応援の兄弟の4名で持った。

それから毎朝学校前で、聖書通信講座付きのトラク
ト配布を行なった。広島中の中高、大学、専門学校、
ほとんど全部の学校で配布した。

チラホラと反応があり、通信講座の応答があった。
その反応のあった一人一人を訪問し、その中の一人の
女子高生が来会。イエス様を信じ救われ、友達を次々
と連れて来た。彼女の親友も救われた。

一番最初のクリスマスは、自宅で家庭集会で、その
子達と連れて来たお友達と、8名で持った。

「♪世界で初めのクリスマスは、
   ユダヤの田舎のベツレヘム♪
     宿にも泊まれず 家畜小屋で 
         ♪マリヤとヨセフの二人だけ」               
「♪世界ではじめの クリスマスは 
   小さな 小さな クリスマス♪
       けれどもよろこび 満ちあふれた 
         ♪気高いまことの クリスマス」

当時、私達の若い頃、フォーク調のゴスペルソングが
流行っていた。「世界ではじめのクリスマス」

「♪小さな小さなクリスマス、けれども
  喜び満ち溢れた、気高いまことのクリスマス♪」

本当にその通りの、小さな小さな、けれども、イエス様が
真ん中におられる、暖かい、心からの喜びが満ち溢れた
クリスマスだった。
 ・・とても、印象深いクリスマスであった。
by 多恵子