2004年04月13日(火) 「ヴィクトリイ イン ジーザス」
2月にアメリカのBちゃんから、朝5時に国際電話 があった。 自分の教会の牧師が、イラクのバグダッドで新しく 教会を始める働きの、手伝いに5人の牧師と共に出 かけた。 イラクで、銃撃され、Bちゃんの牧師は即死。他の 人々も重傷を負った。残された夫人と子供のため、 教会のために祈って欲しいというものだった。 驚き、心痛み、ずっと祈り続けていた。教会の方々 も一緒に祈ってくれた。 報告の手紙が来た。 「パスターの家族のためのお祈りを本当に有難う。 奥様は2月14日のバレンタインディに、不在のご 主人が予め用意した、バラの花とカードを受け取ら れ、その数時間後、ご主人の死の知らせを受け取ら れた。 その翌日の日曜、代わりの牧師が朝早く準備のため に教会に来会。会堂から喜び溢れる賛美歌のピアノ 演奏が流れて来て、牧師の死を知らない人が、弾い ているのだろうと、今日は喜びの曲は控えてもらお うと思い、会堂に入った。 すると、それは奥様だった。ピアノの上に、届いた カードとバラの花があった。 牧師の葬儀には、1000人近いクリスチャンが訪 れ、悲しみよりも、そこには主の栄光が満ち溢れて いました。 特に、100人近くの牧師達による「ヴィクトリイ イン ジーザス」は、天国からの賛美のように、力 強く、私達に希望を与えてくれました。 牧師は本当にイエス様のために、すべてを献げて働 いておられた。教会員のために、教会のために、休 む事なく日々働いておられた。 私は余り喋る方ではないのですが、もっと言葉でも って、その働きに感謝を表したかったです。 奥様も子供達も時々涙を見せていましたが、今は、 奥様は(私達には及びもつかないほどの、イエス様 の慰めを受けておられ、希望が満ちているのでしょ うね)返って、喜びに溢れているようにさえ見えま す。・・・」 手紙を読みながら、涙が出た。 「イラクに建てられた教会で、その後、6人のイラ ク人が救われました。続けて、牧師方が送られてい ます。迫害されればされるほど、イエス様の愛を伝 えるために、この地に福音が運ばれるのですね・・」 Bちゃんの手紙を通して、心がイエス様に触れる。 ここに確かにイエス様がおられる。確かに触れる。 by 多恵子