2006年05月21日(日)
  「良い贈り物は上から」

夜の地区集会にAちゃんが、顔を見せてくれた。
もう数日後に、海外転勤でお別れだ。

しばらく会えなかったが、ご主人のために一緒に
アメリカ人集会に出席していたので安心していた。

しばらく来れなくて、バタバタバタバタして、もう次から
次と、色々あって〜と、今は病院からの帰りなんです、と。

ええー!と、もうびっくり。「早く、帰って休んで休んで」
「はい、顔、見に寄ったんです。来週来ますからー!」と。
でも、何だか元気そうだったので、感謝だった。
神様の守りが豊かにあり、心身共に癒され、回復与
えられるようにと祈る。

Aちゃんとは、共通の友人を持つ間柄。
数年前、突然国際電話が入って、初対面で話した。
今度、日本へ転勤になったからと。
初めてだったけど、どうしても誰かと話したくてと、ワーワー
泣いて電話して来て、それが最初の印象深い出会
いだった。

どうしても与えられたい、心の底からの強い願いがあって、
祈りに祈り、求めに求めて、いつしかそれを得たいが
ための神様、信仰、ご利益信仰になってしまっていた。

神様の御心を受け入れ、神様にひれ伏すのでなく、
何が何でも欲しいと、神様の恵みをもぎ取ろうとして
いる、恐ろしい自分の姿に気づかされたと。

その姿を見せられ、涙ながらに悔い改めて、神様、もう
与えられなくてもいいですと、心砕かれ自分を明け渡した。
本当に、もう構わないと思った。神様に委ねた。

すると、その後、その欲しかったものが、神様から与え
られたのだ。自分でもぎ取るのではなく、神様が天
から与えて下さった。
神様のご愛を、身体いっぱいに溢れるばかりに感じて、
嬉しくて嬉しくて心から感謝した。

ほんと、私の願いでなく、みこころがなりますようにと、
神様に明け渡して、委ねるのが最善の道だ。
動機もきよめて下さって、どういう結果であれ、
神様は最善をして下さる。

「すべての良い贈り物、また、すべての完全な賜物は
上から来るのであって、光を造られた父から下るのです」
ヤコブ1:17

by 多恵子