2006年08月20日(日)
「弱さは痛い」
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「わたしの恵みは、あなたに十分である。というのは、
わたしの力は、弱さのうちに完全に現れるからである」
Uコリント12:9
からメッセージがあった。強いことが良いこと、弱い
ことは恥ずかしいことの、培われた価値観、この世の
価値観があるが、神の世界は正反対。
強さではなく、弱さの中に神の力が働く。この世では
強くなければやって行けない。就職試験で、あれでき
ない、これもできないと言えば、不合格間違い無しだ。
この世は能力あることが良いこと、強いことが良い事、
出来る事が良い事の世界だ。
培われた価値観があるから、自らの弱さを認めるには
勇気がいる。なかなか認められない。認めてしまった
ら、自分が否定されるように感じる。自分がくずおれ
て、自分が無くなってしまうように感じる。
弱いのに、できないのに、弱さが認められない。
それは、放蕩息子がヨレヨレのボロボロで、父のもと
に帰るが、「何の問題もありません。ただ少し食料を
下さい」と言うようなものだと。
愚かでこっけいだが、突っ張って、プライドでどこま
でも弱さを認めない姿だ。
しかし、弱い事は良いこと、そこに神の力が現れる。
弱いことはむしろプラスのこと、弱ければ弱いほど
神様を知れ、神の栄光が現れるのだから。
Aちゃんが、進路がずっと不安で、自信がなくて、自
分には出来ないと落ち込んだりしていたが、弱さの中
に恵みは十分、神様の力が現れるんだと聞けて、平安
になりましたと。
弱さを認めたくないプライドがいつも一番の問題だ。
救いがあるし、解放があることがよくわかってるのに、
認めたくない自分、自分を握って離さない自分が問題
ですとBさん。
痛いし、へりくだらされる。でも、そこに主の大いな
る祝福が臨む。
by多恵子
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