2007年08月20日(月)
  「生きるとは」

「カンボジア」と聞くと、はっと振り返り、
目が行き、敏感に反応する。本屋へ行くと
カンボジアの本に目が行く。

先日、テレビがついていて、用事をバタバ
タとしていた。「カンボジア」とテレビか
ら流れて来て、え!と目をやる。

番組で、タレントがカンボジア訪問をし、
一人のジュニアの女の子を取材していた。
昼間、学校へ行き、下校するとすぐ市場
で働く。家族を養うためだ。毎日働く。

その彼女の夢が看護士になること。鶴の
折り方を教えて上げて、一緒に夢が叶う
よう鶴を折る。彼女の目がキラキラ輝い
ている。
そして、9年目に番組スタッフが追跡取
材をした。カンボジアへ行き、彼女を捜
す。まず観護士になりたかったので病院
へ行く。しかし、いない。
その病院の医師が自分はずっとここにい
るが彼女は一度も見た事がないと。

それで、看護学校へ行く。しかし、一度
も在席した記録がないと。それで彼女が
いた市場へ行き、手がかりをつかもうと
する。誰も知らない。しかし、一人の人
が知ってると言い、服屋で働いていると。

露天の服屋に行くと彼女がいた!パソコ
ン画面で9年前の録画を見てもらう。
全部覚えていて、看護士になりたいと言
う所に来ると泣いていた。

「看護士にはならなかったの?」に、
貧しくて、お金がなくて、とても経済的
に無理。家族も養わなくてはならず働か
ねばならなかった。それで看護士は諦め
たと。目に涙が。

鶴の折り方もしっかり覚えていて、折る
事ができた。彼女はあれから結婚して、
夫と今は4才の息子もいると。家に行く
と掘っ立て小屋のような貧しい家。
しかし、今、家族と共に幸せだと彼女
の口から聞けた。

番組でスタジオに一家を招き、9年前に
訪問したタレントと涙の再会。彼のため
に自分で作った服をプレゼント。

カンボジアの地方の貧しさと、心がある
こと、心が通い合うことがとても印象的
だった。
心からの願い、夢も断念しなければなら
ない現実。
でも、愛する家族があり、幸せに暮らし
ていて心あたたまった。
彼女の生きる姿に、心の触れあいにとても
感動した。

プノンペンから郊外に出た途端、ものすごく
貧しい。地方へ向かうと、小屋のような家
が立ち並んでいた。

カンボジアの精一杯に生きている人々を
見る時、「平和ボケ」した日本で「生きると
は」をとても考えさせられる。

神様の祝福があるようにと、心から祈る。