2008年07月17日(木)
  「窮地は恵み」

「ほむべきかな。主。主は包囲された町の中で
私に奇しい恵み施されました」詩編31:21

イスラエルが、出エジプトを果たし、荒野に出
たが、エジプトの軍隊が追って来て、前は紅海、
後ろは軍勢、前に進む事も、退く事も出来なく
なった。まさに絶体絶命だ。

そんな中で、神様の奇跡を見る。モーセに前進
するように、神は命じられた。モーセが杖を上げ、
手を海の上に差し伸ばすと、神は海を陸地とされ、
水は分かれた。
道なき所に、道ができた。

絶体絶命の所に、道ができる。
Aさん「まさに、それだったです。今回一つの大
きな決断をするのに、状況はもうまるで反対を向
いている。
この世的には、状態は全く整ってなくて、常識は
ずれだし、無謀に見える。
でも、祈り続けていたら、神様が前進しなさいと
言われる。進みなさいと。
神様のゴーサイン、導きに平安与えられて、決断
した。

その結果、今、すべてが導かれて、備えられて、
その時は、先は全然見えなかったが、すべての必要
がすでに備えられていたんだと、驚くばかり。

今、本当に祝福されて、幸せいっぱいで、感謝で
感謝でならない。神様は喜びと幸せを下さって、
本当に道が無かった所に、神様は道を造って下さった」

Bさんが「離婚後、初めて撮った家族写真です」と、
とても素敵な笑顔の母子の写真を送って来てくれた。

あの頃は、もう絶体絶命で、何もできず、何も考え
られず、朝起きて、ひと息、息をするのがやっとだ
った。
ひと息、ひと息、ただ息をする事だけで、精一杯だ
った。泣いて、泣いて、ずっと泣いていた。全く、
一寸先も見えなかった。

数年経た今、すべての必要備えられて、神様が進む
べき道を造って下さり、神様が心の満足と幸せを下
さっている。喜びもって歩んでいる。

夫婦に大危機を経験した、友人のCさんも
「もう絶体絶命で、泣いて、泣いて、一日中泣いて
暮らした。泣いても泣いても、涙が止まらず、涙が
こんなによくあるものだと思った。毎日毎日泣いた。

神様が支えだった。拠りすがっていた。泣いては祈
り、祈っては泣きの毎日だった。ずっと泣いていた。
本当に夫婦に奇跡をして下さって、今、穏やかな、
平安な、喜びの日々が与えられている。
ほんとに奇しい恵みを施して下さった。神様が嬉し
くてならない」

三人の幼い子供さん残して、ご主人に先立たれた
Dさん
「あの時はもう、私の人生で二度と笑う事はないと
思いました。でも、今、笑えますもの。楽しい、喜
びの日々を与えられています。
この事を通して、神様に取り扱われ、本当に奇しい
恵みを施して下さいました。感謝しかないです」

どうにもできない窮地の中で、主は奇しいわざをし
て下さる。恵みを施して下さる。