2008年08月06日(水)
  「不思議な平安」

Aさん「私も、まさに“この世が与えるのとは違う、
全き主の平安”を経験したことがある。

母に癌が発覚、もう余命幾ばくという時、病院にずっ
と付き添ったんだけど、とにかくもうただただ母の救
いを求めて、必死で、心から拠りすがって、神様に叫
んだ。

その時、別世界に自分が入れられたようだった。
平安で、平安で、すっぽりと、神様の領域に入れら
れた感じだった。不安は何もなく、完全な平安に包
み込まれていた。そして、母は救われ、天国に召
された。心は幸せだった。

この世にはない、全き平安、主の平安というものを
経験した。あれさえあれば、どんな状況の中でも生
きて行けますね」

Bさんが、離婚になった時に、もう辛さと苦しみと
悲しみで、何もかもが混乱状態で、心はちぢに乱れ、
気が狂いそうだったと。
涙は溢れ、不安と思い煩い、先は全く見えず真っ
暗で、心は傷ついていて、もうどん底状態だった。

でも、神様にどん底から叫んで、拠り頼んだ時、
不思議な平安の領域に、すっぽり入れて下さった。

そこは、御翼の陰で、外は波風逆巻く大嵐だが、
その中は、全くのなぎで、穏やかで、温かくて、
何の不安もなく、平安そのもので、神様に抱か
れていたと。悩みの時の隠れ家だったと。

苦しい状況が無くなったから、変化したから
平安が来たのでなく、悲惨な苦しみのまっただ
中で、大嵐、暴風雨のまっただ中に、その平安
はあったと。

私も、母が倒れた時、不安と思い煩いで心が
真っ暗になり、深い淵に沈みそうな時、

主に心の底から呼ばわると「恐れないで、ただ
信じていなさい」の御言葉が臨み、
完全な平安が心を支配し、状況は変わらない
まっただ中で、心は変わり、何の恐れも不安も
無くなったことを思い出す。

父の癌で、もう余命が無いと知らされた時も、
「夕暮れ時に光がある」との御言葉通りに
明確な救いに、光に入れて下さった。
その時も、主の平安で心を守って下さった。

不安と恐れと思い煩いのどん底で、主に叫ぶ
時、不思議な全き平安、主の平安を経験する。