2009年04月09日(木)
  「一番大切なもの」

皆が、前述した癌で余命幾ばくのAさんの
ために祈って下さっていて感謝。

先日、会いに行った娘が、「何て優しいお顔されて、
平安の中におられるんだろう。そのものがすごい
証しをされてるね。こちらでも皆で祈ってるよ」と。

本当に優しい、柔和な、安らかなお顔をされている。

「ずっと余命○日〃だったので、余命とっくに過ぎて
しまって、医師が、『何で死なないんだろう』と、
キョトン?!としていて、可笑しいんですよぉ」

と言って笑われ、大笑いしたが、ここで、大笑い
できるという事が、すごい!ミラクル!
天国での再会の希望と喜びを知っているから。

「何の恐れも無くて、まあ不思議で、不思議で」と。

「食事がまあ美味しくて、量は少ないですが、食欲
あって、食べられるんですよ」に、

遠方のBさん「劇薬の痛み止めを飲んでおられる
のに、ご飯が美味しく感じられるなんて!奇跡です」

「この病気は・・神の栄光のためのものです。
神の子がそれによって栄光を受けるためです」
ですね、と。

余命を通り越して、いつどうなっても、おかしく
ないAさん。

「もう死ぬので、持ち物も整理しましてねえ」
と、所有物もすべて手放したと。

今から、天に帰ろうとしておられるAさん。
死に向き合っておられる。

死を前にしておられる、Aさんを前に、Aさんと
お話していて、
何か厳粛に、「生きる」ということを考えさせられる。
何が一番大切なのか。

所有物を、「物」をすべて手放して、身体の命
も終えようとしておられる。

そんなまっただ中で、

恐れを取り去り、全き平安を与え、気力を与え、
天国への希望を与えて下さる・・神様。

一番大切なものは、神様だけと、目の前に
見せられる。