2009年10月11日(日)
  「つもり」

「育児の学びで、あるがまま子供を受け入れる事
が一番大事と学ぶと、ほんとにそうじゃと納得する
んですよね。

子供を受け入れなくちゃと思い、自分は受け入れ
ている「つもり」なんですよ。
あんたは、そのままのあんたでいいんじゃけ、と。
でも、どこまでも「頭」なんですよね。

心をよく探ると、ほんとにきれい事の下に、本音
がある。受け入れていない。受け入れられない。

子供の足らない所を見たりすると、
なんも要求せん、もう普通でいいんじゃけ、頼む
けえ、とにかく普通でおってや、と心で言っている。
何で、普通でないんね!と。

何が普通か、わからんのですが(笑)

なんも要求せんと言いながら、つまり、
すごい責め立てて、要求してるわけですよね。
普通であれ、普通であってくれと。

でも、やっぱりよく考えても、何が普通か
わからんですよね(大笑)

そうやって、二重のメッセージを送って、余計に
子供を混乱させ、損なってしまいますよね。

お母さんは、あんたを受け入れてるよと、言うから
子供は、受け入れてもらえるのかなと思うと、実は
ドーンと、突き放されている。

ほんとに気づけて感謝です。」

人間、受け入れることが、ものすごく難しい。
これが出来ない。
強烈な自分があり、自我に触れるから。
持って生まれた罪だ。

受け入れるとは、自分に死ぬことだ。
イエス様が死なれた十字架で、自分も共に
死んでいる。

「出来ませんから助けて下さい」と、祈り始める
時、道が開けて来る。