2010年05月08日(土)
  「同じ所へ行きたい」

突然の知らせに驚いた。

少し前に、夫人Aさんを天に見送られたBさん。

Aさんが、もう余命幾ばくという事が確実になった時、
「寂しいですね」とBさんに言うと、「いや大丈夫、すぐ
に天で会えるから。いいんだ。OKなんだ」と言われた。

その信仰に驚かされた。天を真っ直ぐに見上げて
おられた、鮮明な信仰だった。とても恵まれた。

Bさんは、Aさんの最期を看取られ、残務整理をした後、
故国へ帰られた。
故国で、お元気に過ごされていると聞いていた。

そのBさんが、突然の心臓発作で、天に召されたと。
救急処置を施したが、意識が戻らなかったと。

天で、夫人のAさんと一緒に、喜びに満ち満ちておら
れるであろうと、残された私たちも心が平安で一杯だ。

夫人Aさんが、末期癌が発覚し、死に向き合われ
た時に、「夫と同じ所へ行きたい!」と願われた。
それが、神様を求められた動機だった。

自ら聖書を読まれ、メッセージを聞かれ、祈りをされた。
真剣に必死に求めておられた。御言葉を聞かれる中で、
はっきりイエス様を信じられた。
余命3ヶ月が、丁度1年与えられ、信仰与えられて、天
に帰られた。

夫Bさんの証しの生き様が、切なる祈りが、Aさんをして
「夫と一緒の所へ行きたい」と言わしめた。

Cさん「ご主人のBさんが素晴らしい証しをして来られた
んですねえ。幾ら死に向き合っても、そのご主人の生き
た証しが無ければ、一緒の所へ行きたいなんて思い
ませんよ」

Dさん「自分も、夫と永遠まで一緒にいたいかどうか、
そんな関係が培われているのかどうか、ものすごく
考えさせられた。
正直に、神様に祈って行きたい。」


未信者の夫を持つ婦人方の、強烈なインパクトとされた。

「あなたと同じ所へ行きたい」

同じように、夫に「あなたと同じ所へ行きたい」
と言ってもらえるように、仕えて行きたいと。

それを目指して、地道に、日々証しを積み重ね
て行くことを、皆で励まし合っている。